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いつ見ても愛してる

ワシは65歳で定年を迎え、40年近く勤めてきた会社に別れを告げてきた。

そんなことも久しく、3年の時が過ぎた。

だが、この3年がワシの人生で1番、濃く、長く感じでいる。‥‥それが何故かと言うとな



「早苗さん‥‥!きょ、今日も、よい、天気ですな!」

「えぇ、そうですね。なら、ベランダでサンドイッチでも用意しましょうか?」

「おぉ!そ、それは、良い考えですな!」


この人じゃ!この早苗さんがワシの人生に潤いをくれるんじゃ!

早苗さんはワシの2つ歳下で家事が熟練の凄い方じゃ。

早苗さんを見ていると、なんだか懐かしくなって胸が温かな気持ちになるんじゃ!

‥‥ただ、少し不思議なのは早苗さんは何故か毎日、ワシの家におるのじゃが?何故じゃ?


まぁ、幸せならそれで良い!



「サンドイッチ、美味しいですか?」

「も、もちろん美味しいです!‥‥‥なんだか懐かしいのぅ。」


(こんなことなら、アイツにも自慢したいのぉ。)

アイツというのは早苗さんと同じでワシの2つ歳下でいつも仕事で張り合ってた‥‥あいつ‥‥はて?、名前はなんじゃったか?


まぁ、細かいことは気にせんでおこう!



「‥‥?、何が懐かしいんですか?」

「あ!いや‥‥昔の同僚の女性がサンドイッチを作ってくれて‥‥、、」

「‥‥!」

「女性って言っても、もう何年も、前で‥‥。」

「‥‥その時のサンドイッチは美味しかったですか?」

「‥‥最初はあまり美味しくはなかったのぉ。‥‥でも、何回も作ってくれる内に、1番の好物に変わりましたわい。」

「そうですか‥‥きっとその女性も喜んでいますよ。」



『認知症のおじいさん、記憶が無くてもいつまでも奥さんを愛している』





サイドストーリー

おばあさんの回想


おじいさんが認知症と診断された時はまるで、時が止まってしまったように感じた。

それはもしかしたら、仕方ないのかもしれない。‥‥2人とももう歳を重ね過ぎましたから。


「それでも、いつまで一緒に居たいと思うのは我儘なのかもしれませんね。」



『認知症のおじいさんが記憶が無くてもいつまでも奥さんも愛している』


ニアミスのタイトル

サイドストーリーだけ別で出すかもです。

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