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JK、異世界でLv1の最強勇者になる!!  作者: 仲野 澄
第一章 それでも私はめげない
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2.ちょーヤダ。でも、チートなら… だからと言って、やるとは言ってない!

「ありの方向にならない?」


「どんなに願ってもそれは大人の事情で、無理です。」


えー、めんどくさい。


「因みに、救って頂くのはこの世界と世界の狭間ではなく、異世界です。」


「どういうこと?」


「ここではチートになってもらいます。もし、Lv.1で放り出してそのまま死なれたらとても困るんです。」


「なぜ?」


「説明しましょう。人間には二種類の体があり、一方が起きていると、他方は活動できません。なので、今あなたのもう一方の体は寝ています。」


「じゃあ、帰りたい。学校説明受けたい。」


「そういうのは、大丈夫です。なぜなら、一方の世界が時を刻んでいる時、他方は時が進まないのです。」


「てことは、ここならいくらでも勉強できるじゃん!二度寝もできるじゃん!」


「それはさておき、死なれては困るのは、一方の体と他方の体は干渉しあっています。つまり、ここで強くなれば、他方でも強くなり、一方が死ねば、他方でも死ぬのです。」


「死ぬ可能性があるなら、却下で。」


「不可能です。一方と他方の体を使える人間は、そうそう居ません。あなたが辞退したら大変なのです。」


「メガネないし…」


「視力矯正補正をかけていますので、ご安心ください。」


何そのハイテク…いらなっ!


「質問もないようですし、それでは、始めましょう。」


「何を?」


「勇者になるための修行をです。」


「私はやるとは言ってない!」


「ここではチートになってもらいます。

というか、チート並みに強くなってもらいます。まずは、どの武器が得意か探って行きましょう!」


「やるとは言ってない!」

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