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詩集

向日葵Lover

作者: 愛松森

ほら、もう朝だよ

太陽の光が空を赤く染める

私は 彼の方を見た

彼は まぶしくて まともに見ることさえできない

でも それでも 私は 彼を見る


もう、昼時かな

彼は 私を真上から見下ろしている

背の高い彼は いつも私を見下ろしている

でも そういうところが 好きなの


あーあ、もう夕暮れか

彼は じゃあね、と言って遠く彼方に帰っていく

私は 最後までしっかりとお見送り

西の空は 暗くなっていく


まだ朝にならないの

私は (こうべ)を垂れてうなだれる

彼のいない今は さびしい

夜は まだ明けない


東の空が色付いてくる

私は重たい頭を持ち上げて また彼を見つめている

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