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転生したら無職で追放されたけど、実はチートだったので、とりあえず、魔王というやつをこの目で確めて来ます  作者: @SsRay
メトロポリス編

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ep1.メトロポリス編 プロローグ

 創夜達は和の国を後にし、いつもの草原で食事の後の運動をしていた。


 急に、ミリィが叫んだ。


「上から避けれない広範囲の攻撃が来るわ!」


 創夜はその声に咄嗟とっさに反応する最強の防具があって、回避行動も容易な彼らが避けれない攻撃が来るとミリィが叫んだということは相当ヤバイ攻撃が来るということだ。


 創夜は全員を瞬間移動で1ヶ所に集める。


 創夜はバリアをはるが、ミリィがさらに叫ぶ


「創夜、足りないわもっと! セリアもリンもミーナも! フィーリアもできればお願い! 上に大量のバリアがいるわ、攻撃を防がないと、この星が壊れるわ!」


 創夜は盾に夜の剣を変形し、創夜の知る、遠隔シールド生成スキルで空に大量に7属性の盾を出現させる。


 セリアも魔法の盾を何枚も空に重ねる。フィーリアのマギテックゴーレムの盾を空中の一番下に展開し、ミーナも悪魔を召喚し、悪魔の盾を上空に召喚した。


 リン、ミリィは、横からの攻撃が来る場合に備え、皆を瞬速で、攻撃の範囲外へと移動させるために警戒する。


 空から山ひとつ分はあるかのような光の柱が降り注いだ。


 ――ドゴオォォォォン


 地面は溶け、創夜達は不意打ちの超遠距離超高火力の攻撃を受け止めた。最終的に、フィーリアの最後の盾が全ての攻撃を防いだ。


「なんだ、この攻撃はどこからの攻撃だ?、上からって空に何かあるのか!?」


「遂に見つかったのね、それにしても、わたしの盾で今の攻撃を防げたとは思えないわ、対人用くらいにしか調整してない盾なのに、神々から貰った力が関係しているのかしら?」

 フィーリアが何か思い当たることがあるように呟いた。


 セリアが分析するために得た情報を共有する。

「創夜、まずいわ、さっきの攻撃に魔法吸収と魔力反射の壁を魔法の盾に魔力を練り込んでいたのに、反応しなかったわ、つまり、あの攻撃は魔法ではないということよ!あれは、物理的な攻撃だわ」


 創夜も分析する。

「あの質量の攻撃、二度目まで時間がかかると思っていいんだよな。エネルギーチャージに時間がかかる攻撃のはずだ、何発も曲げて打ち込まれてもどうってことはないだろうが、普通に一々対処するのは面倒くさいな。挨拶をしてきたんだ、会いに行ってやるしかないな。皆、飛空艇アストラルブレイカーに瞬間移動させるぞ!すぐ出発だ!」


「フィーリア、敵の正体は分かるか?」

「メトロポリスからの攻撃よ!遂にメインコンピュータが私たちを見つけて直接攻撃してきたのね」

「なら簡単だ!、フィーリアお前の故郷メトロポリスを思い浮かべてくれ、創造できればいい。場所がどうかは関係ないんだ」

「分かったわ、メトロポリスの座標はわからないはずよ、常に移動してわからないようにしているはずだわ」


 船内について早々、合図もなしに皆配置につく。

「ミリィ、敵の攻撃を警戒してくれ、セリア、船のコントロール装置の準備を頼む、リンはミリィと一緒に警戒してくれ、お前の気の感知能力はピカ一だからな。ミーナは悪魔の書で何かできないか確かめてくれないか。この船はミラージュ機能で敵からは見えないはずだが、適当に攻撃してきたら国が滅ぶぞ」


「了解!」ミリィ

「了解アル!」リン

「既にやってるわ、ワープ装置もシールドも起動するわよ」セリア

「わかったわ」ミーナ


創夜は小さくため息をつくと、優しくフィーリアの頭に手を触れる。


「フィーリア頼む」

「えっ…!」フィーリアは顔を赤くし、ぱっと花が咲いたように無邪気に笑う。全身の回路に温かい電流が流れるような、初めての感覚だった。


その様子を見ていたミリィ、セリア、リン、ミーナは、何故か無言で創夜の横に一列に並び始めた。

「創夜、私にも!」とミリィ。

「私もアル!」とリン。

「私もよ」とセリア。

「ミーナも!」とミーナ。


創夜は苦笑いしつつ、一人一人の頭を軽く触って回る。


「って、お前ら、必要なのはフィーリアの知っている場所だ!」

「こういう時だからこそ、大事なのよ!」とセリアが不適に笑う。


創夜は夜の剣の柄を握りしめ、ニヤリと笑った。

「よし。先制攻撃の挨拶に対して、俺たちの挨拶返しだ!いくぞ!」


創夜は飛空艇の床に手を触れ、メトロポリスをイメージする。

次の瞬間、飛空艇アストラルブレイカーは、閃光と共に巨大な金属の構造物の前に一瞬で出現した。

メトロポリスは、巨大な鋼鉄のブロックがいくつも組み合わされた、未来的な空中都市だった。


「着いたぞ。ワープ装置結局使わなかったな。全員、降りる準備だ!フィーリア案内頼めるな。どうせ、人間の感情を理解できるようにコンピュータを更新してやればいいって話だろ。挨拶代わりに破壊してやってもいいが、それだと俺たちが魔王になっちまうからな」


創夜は飛空艇をアイテムボックスにしまい、仲間たちとメトロポリスに降り立つ。


「うん!任せて!メインコンピューターがあるのは、都市の中心にある、一番太い塔の地下深くなんだ。そこから全てをコントロールしてるはずよ、私も行ったことがないところだけど、大体の場所はわかるわ」


フィーリアが新装備の防具により機械の体ではなく肌色が見える服で腕にある装置をいじりパネルでマッピングを試みるが、すぐに顔色を変える。


「だ、だめだ…!情報が古い!メインコンピューターは、私たちが来ることを予期よきして、都市の構造をたった数分で変えてる!頭のいいAIだから、一番安易な侵入経路しんにゅうけいろはもう使えないようにしたんだよ!」


「ほぅ、頭のいいAIね。気に入ったぜ」創夜は不敵に笑う。


しかし、彼らが足を踏み入れた瞬間、巨大な空中都市全体にけたたましい警報のアラームが鳴り響いた。


「警告! 抹殺まっさつ対象を確認」

空を見上げると、都市の各所から無数のドローンが、うなりを上げて飛び出してくる。更に、あからさまなよくいるロボットが混じっていた。それは数千、数万と、視界を埋め尽くすほどの機械の群れだった。


フィーリアが青ざめて叫ぶ。

「ドローンよ! 数が多すぎる! 数万機はいる!」


創夜は夜の剣を構え、笑みを深めた。

「数万か。丁度いい手慣らしだな。挨拶返しは派手にいくぞ」


創夜は低い声で指示を出す。

「みんな、同じ技は連発すると予測されるぞ」

「わかったアル」


「ミリィは大丈夫だとは思うが、最後までいつものやつは使うな」

ミリィは真剣な表情でうなずく。

「分かってるわ。分析対策ね」


「ミーナは出す悪魔を限定して毎回違う攻撃をするんだ。 俺とフィーリアはメインコンピュータのところに行く、みんなコイツらの相手を頼む、あくまでも攻撃されたからという理由の攻撃だ!」

「うえぇ、私が直接戦った方が速いかも」


「行くぞ、フィーリア‼」

「みんな、町が変形するから気を付けて!」


たった6人と数万機の機械軍団との、絶望的かつ圧倒的な力の差を持つ戦いが、今、メトロポリスで始まった。


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