ep5.銀河編 予測不能な仲間達
リンは、壁に囲まれ、仲間との連携を封じられ、分析用の敵グラビティ・アタッカーと対峙する。リンはドローンを倒したときのように、物理攻撃をグラビティ・アタッカーへ何発も打ち込むが、ピクリとも動かず、全くダメージが通らない。
グラビティ・アタッカーは物理反射の壁で守られていた。そんな中、リンは魔法ではなく、物理攻撃で物理反射を殴り続けるが、リンに反射は意味をなしていない。そんな中、創夜から通信が入る
「リン、聞こえるか?その敵はリンがガントレットをもらう前の対リン専用の対策された敵だ、魔法を付与した拳で殴れ。」
「そういうことアルか。」
リンは即座に拳に魔法を付与した。
---烈空震掌 (レックウ・シンショウ)
風魔法をこぷしにのせ、空気を振動させる魔法の拳である。
物理反射の壁が風魔法により粉砕され、自己修復機能がついていたはずのグラビティ・アタッカーを即座に粉砕した。それと同時に、拳から放たれた無数の風魔法が囲んでいた壁を粉砕する。
ミリィの前には物理反射を持つマッハ・ブレードが立っていた、ミリィにマッハの攻撃が襲いかかるが、ミリィは対して動くことなく、マッハ・ブレードの動きの隙をついて剣でマッハ・ブレードを叩く。
しかし、全くダメージがない。
ミリィは、未来視により物理反射があることを察知する。
「そう言うことね!私が物理攻撃だけしか使えない早いだけの剣士だと思ってるのね。笑えるわ。」
ミリィはマッハ・ブレードの攻撃を回避しつつ、剣に光魔法でもない白魔法を付与し、聖なる力を宿した剣でマッハ・ブレードの弱点をついた。
---グランド・クロス!
囲んでいた壁と共に、マッハ・ブレードを粉砕する。
そして、ミーナの前にはセリアと同じマジック・ディフェンダーの人型の機械人形が一体ずつ配置されていた。
「あはははっ。私の悪魔が魔法を使っていると思っているのかしら。」ミーナは笑いながら、拳をマジック・ディフェンダーへ叩き込む。
---紫雷
紫の稲妻がマジック・ディフェンダーを粉砕しつつ、囲んでいる壁を粉砕した。
「悪魔を召喚するまでもないわね。」




