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転生者の観察4

今日も今日とて翔太たちを観察していく。

昨日は翔太が若と寝ていた。そう翔太が若と寝ていた。

いや気のせいだこれは昨日忘れたはず。……こんなこと考えてる時点んで忘れてるはずがないだろ。あいつ俺を裏切りやがったんだ。女性と寝るなんて。

そう思った時、翔太が少しピクリと動いた。

まさか、そう思い翔太のステータスを見た。そしてそこには、称号『裏切り者』の文字が。

俺がさっき裏切りやがってと思ったからこの称号ができたのか。

っは早く削除しないと。

削除できました。危うく翔太に俺が女性と寝たことがないと気付かれるとこだったぜ。いやでもお母さんと寝たこと、このことは忘れよう。

翔太は徒歩で王都に行くらしい。馬車を使えばいいのに。

まさこれも翔太の作戦。若ともっと仲良くなるためわざと歩きで王都に向かっているんだ。1日でつけるはずがなくその道中野宿。そこでさらに仲を深めようと。

その考えが間違えだと気づくのは夜だった。



翔太、お前たんに馬車があるのを忘れてた?だけだったのか。疑ってごめんよ。でもお前が悪いんだ、日頃の行いのせいだぞ。

あれ?そういえば翔太が向かってる街って馬車出てたっけ。

『王都行きの馬車は出てませんの。でも乗り換えたら行けますよ』

そうか、ありがとな女神。

『それと3時間後に7神での会議がありますよ』

会議って遊ぶだけだろ。

『会議ですよ』

名前だけはね。

多分翔太、ここまで急いで来たのに馬車出てなかったら悲しむよな。

こういう時は、商人の護衛として馬車に同乗させてもらうのが良くある展開だよな。明日王都行きの商人はどこかな。



いた。悪いがお前の護衛は明日激痛に襲われることになる。

そしてお前は、代わりの護衛を探さず困ったフリをするんだ。

そう俺は商人に暗示をかけた。

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