王都への旅立ち
「ショル行ってらっしゃい。」母さんがそう俺を送り出してくれた。
王都の奴らはこいというだけで馬車とかそういうのは一切用意してくれない。だから俺とエルは徒歩で行く。大体1ヶ月ぐらいかかるみたい。まあでも俺たちは鍛えてるんで25日ぐらいで着くと思います。
「おはようショル、じゃあ行こうか。」待ち合わせ場所にいたエルがそういい僕の手を引いた。
!!なんだ急に?ドキッとするじゃないか。
今から俺たちが向かうのはシンリー王国王都シンキングスにある王立学園キングスだ。なんでもこの学園は前王のシンリー・キングス2世がヌーマ王国に対抗するために人々を育成するため創ったという。そのため才能や加護があれば庶民、俺たちみたいな田舎の村民でも通うことができるのである。ちなみに授業料は国が負担してきれるよ。
俺たちは出てくるモンスターを倒しながら王都へ向かった。
5日間歩いてついに街に着いた。その間は野宿だったので今日はその疲れを取ろうと思う。というわけで宿屋に向かった。
「いらっしゃいませ。本日はお休みですか、泊まりますか?」
「1泊でお願いします。部屋は「1部屋で。」
!なんだ急にそれも1部屋だと。俺は男、エルは女。絶対ダメ。
よく考えろ俺。そういえばエルは元男だ。そう考えたら…いやでも今は女、よくない。「エルいくらなんでも。」
「お金あんまりないし私は一緒で困らない。」
俺が困るんだ!いや待て何に困るんだ。別の困ることなど…
っあ俺の理性。女の子と一緒の部屋年頃の男は理性を保てるはずが…
いや俺なら保つね。困ることなどなかった。
「食事はどうしますか?」
宿屋で出してくれるんだ。
「食べます。」
「わかりました。夜の6時から9時までやっていますのでこちらのチケットを渡してください。」宿屋の店員はそういいチケットを俺に渡した。
「1泊と2人の食事付きで銅貨10枚です。」
「わかりました。」そういい俺は金を渡した。
「こちらが部屋の鍵です。」部屋の鍵を渡された。




