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(51)射撃訓練だ!

前回の訓練で無事逝った先生を医務室へ運んだ後、俺たちの訓練は自由練習となった。


お互い調子に乗るのは良くないんだねって。


ちなみに3つ目の試験項目は遠距離射撃訓練らしい。


先生がいなくなってしまったのですこれはどのようにやればいいのかわからない。


そこで他の人のやるのを観察することにした。


アイツら(ランスとモンド)…は参考にならないので、他の人のを見ることにしよう。


基本的には100メートルほど離れた目標に魔導弾を打ち込み、それが命中した場所によって点数が決まると言う仕組みになっている。


軍隊などで行われている一般的な射撃訓練とあまり大差は無い。


発射される魔導弾の属性は、基本的にどんな特性でも問題はなさそうだ。


んん、いや待てよ。


射撃訓練…?


これって特に道具を使用してはいけないと言う決まりはなさそうだ。


ということは、魔導弾さえ発射できれば何を使っても良いと言うことだ。


「勇輝、お前の考えてることは大体わかっているぞ」


さすがヴォイテク、悪巧みに関してはピカイチだ。


俺は早速ヴォイテクに頼んで自衛隊も使用している対人狙撃銃、M24を用意してもらった。


魔導弾が発射できるように構造を少しいじる。


引き金を引き続ければ無限に撃てるようにもできるが、やはり1発1発撃つのが狙撃銃の醍醐味だろう。


ボルトアクションはカッコいい。


薬莢一個一個に魔力を込めてそのまま封をするだけだ。


先端にクレット鉱石を埋め込んでもいいと思ったが、これはやめにした。


クレット鉱石は以前探索したワイト迷宮で収集した鉛のような鉱石だ。


これはやっぱり実戦以外では使わない方がいい。


流れ弾が当たったら危ないからね。


「魔力どんくらい込めたらいいのかな」


「詰め込めるだけ詰めてみようぜ」


こうやって俺らの悪ノリは始まっていく。


親指くらいの大きさの薬莢に魔力をたっぷりと詰め込んだ。


これをマガジンに7発装填しておく。


「これ時間ある時に量産するか」


いくらあってもこれは困らなさそうだ。


「バロン、なんだそれ?」


モンドが尋ねてくる。


「これは魔法の杖さ、あの子たちが使ってるのとおんなじようなもんだよ」


「はえー、ずいぶんとゴツいのもってるんだなあ」


ゴツい以前に威力が違うんだよなあ。


スコープやらストックやらバイポッドを装着していく。


そうそう、サプレッサーについて。


これ、ゲームで聴くほどの消音効果ないので。


まぁいいとして、射撃だ。


バイポッドを立ててマガジンを装着して構える。


「一番安定するのは伏せ撃ちだなぁ」


俺は伏せてスコープを覗き的を狙う。


「バロン?なにやってんだ?」


ズダァァン!!


甲高い音と共に的が吹き飛んだ。


「なぁバロン、これ反則じゃね?」


おそらく彼の目には、というか大半の人の目には俺が引き金を引いたと同時に的が飛んだように見えたのだろう。


弾速が速すぎて目視ではほぼ発射と同時に命中したように見えるわけだ。


一般な狙撃銃の弾速は秒速約1000m程となっている。


目標までの距離は100m。


計算上は普通の狙撃銃でも0.1秒で目標まで到達する。


的を射撃ではなく別の魔法で吹き飛ばしたと誤認されるのもまぁ仕方ないだろう。


「バロン、ちょっとこっちへ来なさい」


その時不意に後ろから声を掛けられた。


見れば医務室送りになった先生の代わりにやってきた教頭先生だ。


「あ…」


怒られるのを覚悟した。

こんばんは

ひぐまです

どうでもいい事ですがここんところ書きだめではなく新規で文章書いております

次回は1月30日(日)の23時に投稿予定です

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