表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【旧版】人工知能&かわいいぬいぐるみと一緒なら異世界転移したって全然余裕です。  作者: ひぐま
第4章 くまくまクエスト略してくまクエ
29/57

(27)ダンジョン攻略に必要な弾の数nの最小値を求めよ

「おい、よかったのか?あの翼人娘ほっといて」


街中をエンジン音を響かせて疾走するバイク。


それに乗って俺たちは会話する。


ただし、そこは異世界の街であるから道路など無いわけでしかもエンジンが付いた車なんて尚更存在しない。


住人側からすれば迷惑もいいところである。


苦情は後で聞くぜ。


「まぁ、俺たちの目的は帰ることだし」


「ふーん。俺はまぁ勇輝ならそうすると思ってたけどな」


「さすがヴォイテク、わかってんじゃん。」


「相棒だろぉ?」


しばらく走って俺たちはとある建物を訪れた。


「さてと、まず行くべきは…ここだろう」


「ここってギルドか?」


くまくま正解。


さてはなろう系小説のデータでも保管しているな?


「ああ、でかいギルドには模擬ダンジョンがあって、攻略すれば初級スキルや魔法、5レベルと冒険者の役職の欲張りセットがもらえるらしいぜ」


一般のダンジョンや迷宮には冒険者の役職がないとほとんど入ることができない。


そりゃ危ないからね、命かかってるし。


つまり模擬ダンジョンは言わば免許の教習所のようなものだ。




ギルドに入った俺たちは1階の受付に行く。


こういう所によくいるチンピラみたいな連中は…酒場に繰り出してご不在みたいですね。


「あ、すいません。今から模擬ダンジョンの攻略をしたいんですけど…」


俺は受付嬢に声をかけた。


「今からですか?夜10時でダンジョン解放は終わりなんですが…」


「いや、まだ9時59分だよ」


そう言って俺は無理矢理模擬ダンジョンに入った。


「あ!ちょっと…!」


受付嬢が叫ぶ声はもう届いていなかった。




「さて、1分以内に模擬ダンジョンをクリアする記録の模様をお伝えいたします!実況はくまのヴォイテク!」


なにやら実況が始まったが俺はそれを無視して腰のM29マグナムを引き抜く。


今は速度がとにかく重要だ。


「さあ!第1階層は敵の出現はありません!旅野勇輝、全速力で走る!階段を降りて第2階層へ!記録5秒31!」


「おっと!第2階層にゾンビ1体が出現!勇輝、マグナムを走りながら構える!撃った!当たった!そのまま第3階層へ!記録6秒42!これは早い(笑)!早いぞ勇輝!」


M29マグナムはM500拳銃などが出るまで世界最強の拳銃として王座に君臨した銃だ。


今でこそ.50AE弾に世界最強の座は譲っているが、拳銃としては常識外れの威力をもつ。


ゾンビなどの普通のアンデントであれば1撃で撃破可能なくらいだ。


「第3階層で現れたのはスケルトンだ!勇輝がマグナムを撃つ!当たる!そのまま第4階層へと突っ走る!記録5秒62!」


こういうのは時間をかけてはいけない。


サクサク進んで行こう。


「さあ第4階層に来ました!敵はゾンビ1体とスケルトン1体!勇輝、構えて撃った、撃った!両方とも当たって敵撃破!記録6秒81」


「いよいよ最下層の第5階層!ボスモンスターは…!でかいトロールだ!これは勇輝も足止めを…喰らわない!2発をトロールの脳天に発射!当たった!ダンジョンクリア!新記録樹立ー!」


ただいま、模擬ダンジョンを走りました旅野勇輝くんは記録30秒の世界新記録を樹立いたしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ