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ブラッディソード・エクレア  作者: 渋谷かな
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「俺の名前は、アダイブ・ネザー・クイーン。あなたを殺す者です。」

アダイブ・ネザー・クイーンは死を宣告する。

「キャハハハハ! 私を殺すだと? 面白い事を言う。そちらが名乗ったんだ。私の名前も聞かせてあげよう! 私の名前はミハイルだ! キャハハハハ!」

ミハイルは普段通りのミハイルだった。

「う、ウザい。」

アダイブであっても、ミハイルはウザかった。

「ああ!? アダイブにまで言われた!?」

さすがのミハイルはショックを受ける。

「あなたのような、ウザい者の相手をしている暇はありません。一瞬で消してあげましょう。」

アダイブ・ネザー・クイーンはミハイルに攻撃を仕掛ける。

「冥府に引き裂かれるがいい! ネザー・エンド!」

「うわあ!?」

冥界の次元の入り口がミハイルに襲い掛かり体がバラバラにされてしまう。

「口ほどにもない。我らアダイブに楯突こうなど。」

アダイブ・ネザー・クイーンはミハイルを倒し、アダイブ・シエルの元に行こうとした。

「おい、どこに行くつもりだ?」

その時、誰もいないはずの所から声がする。

「なに!? なぜ!? おまえがいる!?」

アダイブ・ネザー・クイーンが振り向くと、冥府に切り裂かれたはずのミハイルがいた。

「逆に聞こう。なぜ、私を倒せたと思った? このミハイルに敗北の二文字は無いんだ! キャハハハハ!」

ミハイルのウザさも健在だった。

「ふざけた真似を!? こうなったら、おまえの血を吸いつくしてやる! ネザー・ファング!」

逆上した吸血天使アダイブ・ネザー・クイーンはミハイルの血を吸おうと牙を伸ばして襲い掛かる。

「そんなもの、私が食らうはずが無いだろう!」

ミハイルはアダイブ・ネザー・クイーンの伸びる牙を軽やかにかわした。

「ま、曲がった!?」

しかし、アダイブ・ネザー・クイーンの牙は、急に曲がりミハイルを襲う。

「ギャア!?」

アダイブ・ネザー・クイーンの牙がミハイルの胸に突き刺さる。

「今度こそ冥界に送ってやる!さあ! 血を吸われてミイラになるがいい!」

「ギャア!?」

ミハイルの血がアダイブ・ネザー・クイーンに吸われ始めた。牙からミハイルの赤い血が滴り落ちる。

「これで俺も、神の裁きを司る天使の血を手に入れたぞ! 俺はもっと強くなるんだ! アダイブ・シエル様のように!」

アダイブ・ネザー・クイーンはミハイルの血を手に入れた。

「ウザさも手に入れたんだぞ。」

その時、血を吸われているはずのミハイルが平然と声をかける。

「なんだ? 強がりか? おまえは、もうすぐミイラになるのだ! ハッハッハ!」

高笑いするアダイブ・ネザー・クイーン。

「なら、おまえは消滅する運命だ。」

「なに!?」

「なぜなら、これから神の代行者に裁かれるのだから。」

ミハイルは、ウザいキャラクターを封印して、真面目モードに切り替え、アダイブ・ネザー・クイーンを鋭い目で睨みつける。


つづく。


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