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ロケットと誠

作者: 秋葉竹




  


そのロケットに

意味はあるのか?


こんなに美しい青空を

突き抜けて

何処へゆこうと云うのか?


機械は

冷たいから

さまざまな絵空事や

あからさまな嘘ごとが

徘徊するのを許さないかも

しれないね。


それを

踏まえて、だね、

ロケットは

白昼堂々と

でっかい轟音、おっ立てて

打ち上げるよね、


なにを視るために?


もちろん宇宙の知らざれざることを

知るため

(?、日本語、合ってる?)


ロケットは

飛ぶよ?


いつまでも

どこまでも。


意味なんて、

ロケットは考えないや。


ただ、

飛ぶんだよ?


そして

こう来るんだぜ?


私も

ロケットになりたいなぁ、


その無意味を問われても

えらい金かけて、

そんなん大損ですやん、

って

云われても。


ロケットは、飛ぶよ?


そんな感じのロケットに、

ちょっとだけなりたいなぁって。




新海誠監督の

秒速五ミリメートルを視たとき、


あの、最初から最後まで

せつないだけの。


あの物語の中で

一番せつないのは

種子島からみあげる

ロケットが。



その

昇っている青空が

その

真夏の風景が


私に


ロケットへの夢と


叶わない夢の玉響を


視させてもらった気がしたよ。


ロケットは、

飛ぶよ?


だって、

飛ぶように

つくられてんだから、さ。








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