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3-④

制服脱いて...下着も脱いて...お風呂しよ!④


『どうしたんですか?』サリアナの目の前に文字が飛び出した。カナの個人モニターだった「ん?あ、こんにちは、夜月さん」慌てて、挨拶した。

『こんにちは』神奈が部屋から出て、床を向いたまま、立っている。

「あのね、私達同じグループになったね、それでね、夜の前夜祭一緒に行こかなと思って、どうかな?」返事もらって、なんだかうきうきしてるサリアナ。

頷いてる神奈を見て「前夜祭は9時からだよ、2号体育館の前の噴泉で待ってる、またね~」嬉しそうに去っていた。


「♪♪♪」部屋に戻で、ベッドで足をバタバタする神奈だった。「言う通りにしてるんだぞ。それであなたの世界は、私も見えるのか?」



日曜 夜9時 噴泉池


「プログラム変えられたな」噴泉池を見て、感心してる神奈。

(わざわざ、ハッキングして、セルロース溶解液に変えるとはな~)

「痴漢確定だな!」

(ハハハ、神奈ちゃんいいね~)『 (*´艸`*) 』

「学校側がわざとファイアウォールを緩めにしたとは言え、ハッキングできるのはいい腕してるじゃん。まっ、今回は大目で見でやるよ」

(ハッカーちゃんさま太っ腹~♡)

「いやいや、それほどでも…あるな~」


「あ~、それはカナさんではないですか、いつもご贔屓でどうも」なぜかディーピも噴泉池へ来た。

『こちらこそ、中間レポート、単位落とされずに済んだ。』個人モニターの公開ページーで文字を示す。

「お役に立てて光栄です!金の正しい使い方が知るお客様はいつでも大歓迎ですよ!」眩しい笑顔だ。商人らしい。

『質量がいいからな、また頼むよ』個人モニターの公開ページーで文字を示す。

「ありがとうございます。いつでもご利用くださいませ!」礼儀正しく45度のおじぎだ。


「よくそれで会話できるな、お前ら」ウラディスラフも来た。

「ウラディス?来ないかと思ったよ」不思議そうな顔でウラディスラフを見てるディーピ。

「いや、寮戻る途中だ。じゃな」帰ろうと思った時……

「皆さんこんばんは、集まてくれてありがとうね!」体育館から出たサリアナが走ってきた。「夜月さんもこんばんは、ごめんね、待ってるって言ったのに、先輩達に手伝いをさせられた。来てくれて嬉しいよ」


「チッ」サリアナに腕を掴まれて、帰れなかったウラディスラフが今、あることをしか考えてない……『ゴリラか!この女』掴まれた腕がジンジンしてる。

「あの破廉恥な女は来ていないな」不機嫌そうなディーピがサリアナに聞いてる。

「また、ケンカしたら困るからね。あ!それでも、本当は会いたかったりして?」

「んな訳ない」目だけ笑ってない笑顔だった。


「まっとりあえず、早く入ろか、もう始まるよ。夜月さん、行こう!」ウラディスラフを掴んだまま、体育館へ走った。

「わー!離せ!歩けるから、離せ!クソが!」

(サリアナ・デェレフィン恐るべし)

「……」思わず頭を縦に振った神奈だった。



2号体育館 前夜祭のため一階と二階の間の床を収まれ、天井も開かれた。それからは、なが~いお偉いさん達のおめでた~いお言葉だ。

「うっぜー」すぐ飽きたウラディスラフ。

「なんの生産性もない、効率が悪い奴らだ」そろそろ、終わってもいいと思ってたディーピ。

「……ZZZ」

(神奈ちゃん、立ったまま寝ないで~)


「あのさー俺達を引っ張った女はどこだよ!帰っていいよな」うんざりしたウラディスラフ。

「サリアナは先輩達の手伝いで、今舞台裏にいるよ~」突然の甘い声が神奈の後ろからきた。

「お前!」すぐ不快な顔を示したディーピ。

「まぁーまぁーそんな顔しないでさ、この間は私が悪かったよ、サリアナの悪口言ったし~」ディーピの頭をなでなでした洛凡。

「チッ触んな」手を叩き落とした。

「『お前に』言ったんだ!」イラ立ったウラディスラフ。


「そっかそっか、それは悪かったな~」甘い笑顔。

「悪いと思ったら、その服なんとかしろ!」立派な胸の谷間、雪のように白い肌、柔らかそうな凶器を指で指す。

「んん~制服だが?」胸を張って、胸元を開いたブラウス、ブラジャーまで見えてしまいそう。

「ボタンをしめろ」怒りを抑えてる。


「うちは自由の学風を唱えてる学院だよ~制服のコーディネートは自身の個性を出していいはずだけど?」ブレない甘い笑顔。そこに揺らがない自我を目に込めてる。

「きっ詭弁だな!」なんか揺るがれたディーピ。

「へ~自分の価値観で破廉恥の意味を定義して、自分の正しさで他人を縛る、これが君の理解した自由なの?」

「…一理ある…悪かった…」嫌々ながら、負けを認めた。


「すげーなお前、ディーピの奴に頭を下げられるなんて」そのやり取りを目をして感心したウラディスラフ。

「あら、謝ることができる男は嫌いじゃないよ♡」そう言って、ディーピをぎゅっと抱きしめた。いや、訂正する。ディーピの頭を胸にぎゅっと抱きしめた。


「は!離せ!!!」

「ふふっ、耳まで赤くなった♡」相手の反応を面白がってる。

「!!!やっぱ、お前が嫌いだ!!!//////」

「私はす・き・よ♡」綺麗で繊細な指をディーピの唇を軽く触った。

「なっ!!」声が出なくなった。

「その反応♥」頭を傾け、いつも通りの甘い笑顔。


(このグループの女子皆やるな)『 ( ° ω ° ; ) 』

「眠い」

(ハハ、神奈ちゃんもいつまでもブレないな♡)

「でも、帰っちゃだめだから、とりあえず外出よう」

(そうだな、話が長くないお偉いさんはお偉いさんじゃないよね~)


(!!神奈ちゃん危ない!)


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