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ヒマワリの  作者: ユメキ
3/12

20字改行

 次の日、由希の母親から電話がきた。家に

来てほしいといったおばさんの声は掠れて、

ハリもまったく無かった。外に出ると、秋だ

というのに妙に風が冷たくて、痛くて、私の

心をどんどん冷やしていくようだった。吐く

息が白い。見上げると、重くどんよりとした

灰色の雲が我が物顔で空を覆い尽くしていた。

青色の傘を持ち、いつもより少し早足で由希

の家へと向かった。

 インターホンを押すと、おばさんはすぐに

ドアを開けた。ひどく青ざめた顔は今すぐに

でも倒れてしまいそうな印象を受けた。通さ

れたのはリビングで、テーブルをはさんで向

かい合って座った。

 


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