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配信後の反省会

「えーでは反省会を開こうと思います!」


「でもマスター、反省会て言っても何するんですか?」


「今回ちゃんとダンジョンに行っていろいろと反省点が見つかったからそこをどうするか考えないといけないと思うんだ、、」


今回の配信はとりあえずは成功と言えるものだろう。

特に失敗らしい失敗もしていないしダンちゃんの凄さも無事広めることができたはずだ。



「なるほど、でもなにか反省するようなところありました?」


「とりあえずは時間だな、まだ2回目だから仕方ないとはいえ今回は2階層までしか戦ってないしせめて3階層は行きたかったな」


「それは仕方なく無いですか?無茶したらまた倒れちゃいますよ?」


「まあ確かにそれはそうなんだけどこれに関しては継続して鍛えてるしかないかな」



今回は1階層の探索は比較的早く終わり2階層に続く階段も次回からすぐにいけるためそこは問題ないだろう。

だが2階層のコボルト相手に時間をかけすぎてしまった。

槍が相手のため自分から飛び込むということが戸惑いを覚えてしまい時間のロスがあったのだ。


「とりあえず遠距離から攻撃できる方法が欲しいんだよね」


「うーん確かにコボルトとかには遠距離から攻撃出来れば簡単ですしね」


「次にダンジョン潜るまでになんとか遠距離攻撃覚える必要があるな」


「でしたら私のオーラを飛ばすのはどうですか?」


「ダンちゃんのオーラ?」


「はい!神剣状態なら聖なるオーラを使えるのでそれを遠距離から飛ばせるようになればコボルトぐらい簡単です!」


たしかに本当にそれができるようになればコボルト相手なら簡単に倒せる、これから先もきっと遠距離相手に攻撃が必要になることもあるだろうしここで習得する必要はある。



「よし!ならそれを使えるようにしよう!」


「はい!後は他になにかありますか?」


「あとはやっぱり3つのスキルを完全に使えるようにしないといけないよね」


現在使えるサポートスキルは『剣聖』『神眼』『アイテムボックス』の3つだが現状確認『アイテムボックス』 ぐらいしか力を完全に使えていない。


残りの2つは神剣の力と同じで鍛えないと使えないらしいのでこれから鍛えれば勝手に使えるようになるようだ。



「そういえば俺のスキル『神剣作成』は結局どうなったんだ?」


「それは今のところ私以外には何も無いですね、仮に使えたとしても今のマスターだと身体がついていかなくてまたダンジョンで倒れちゃいますよ?」


「また倒れるのはさすがに勘弁だな、、なら結局鍛えるしかないのか」


「ですね、とりあえず今日の配信で3階層の階段も見つけたので3階層の情報をちゃんと覚えときましょ!」


3階層はオークが出現するらしい。

オークは倒すと魔石と共にオーク肉が出現することがあるらしくそれは大変美味らしい。未だに魔道具なんかは一回も落ちてないので出来れば落ちて欲しいものだ。

そして3階層からはどうやら罠なども追加されるらしく、その位置はランダムとなるのでより一層注意が必要だ。


「オークはこれまでと同じように近距離から切るしかなくないか?」


「そうとも限りませんよ?さっき言ってた遠距離攻撃でやる方法もありますし、」


「あー確かにそれの方が危険もなくていいかもな、」


ゴブリンなどと違いオークは2メートルほどあり、体格も遥かに大きいため真正面から対峙しなくて済むならそれに越したことはない。


「で、マスター次はいつ配信しますか?」


「とりあえず疲れたし、新しく鍛えないといけないし2週間後かな、」


「かなり長いですね、その間にマスターのやる気消えそうなんですが、、、」


「大丈夫、大丈夫、きっとそんなことはないさ、」


俺の命もかかっているのできっとそんなことは無いだろう。

ないったらない!ただ鍛えながら溜まっている積みゲーを消化する時間が欲しいだけだ!

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