10月3日【登山の日】
10(と)3(ざん)の語呂合わせで登山の日。
日本人って、語呂合わせ大好きだなと思った。
仕事をしない日は、毎日がただ何もなく過ぎていく。
午前中はラジオを聞くことが多い。
ラジオでは「今日は〇〇の日なんですよ」とよく言っている気がする。
私は今日が何月何日なのかも忘れたまま過ごすことが多い。
ボケ防止に日記を書いた方がいいかもしれないと思ったが、何も書くことがない。
書きたいことがあまり浮かばないのだ。
だけど、〇〇の日と聞くと、〇〇したくなるのだ。
何も浮かばない日々だったのに。
不思議。
お月見の時は月を眺めたいし、クリスマスではケーキを食べたいし、元旦では初詣に行きたい。
〇〇の日は、そんな私にはピッタリなのかもしれないと思い、コレを書いている。
登山の日なので、登山について書こうと思う。
登山の記憶があるのが、20代前半。
もうかなり前で忘れた…
筑波山を友達と登ったことがある。
ちゃんとした靴、ちゃんとした服を買って登った。
登る前の準備にお金がかかった気がする。
雨の次の日で歩くと滑った。
手は泥だらけ、靴も泥だらけ。
歩く時に下ばかりみていたので、頂上に着いた時はびっくりした。
こんなに高いところまで来たんだ。
帰りは大変だった。
若かったのか、運動不足だったのか、帰りには筋肉痛で滑る山道と戦って帰った。
次の日も筋肉痛。
登山の記憶は、準備にお金がかかったこと、筋肉痛がすごかったこと。
景色は、余裕がないと楽しめないのかもしれない。
写真が残ってない。
あれ、スマホじゃないから残ってないのか?
私は物を壊れるまで使う癖があるので、スマホじゃない方にあるかもしれないが、壊れて破棄してもらったので、何も残っていない。
残ったのは、登山をした記憶。
記憶も時間とともに薄れてくる。
最近、旦那が「自撮り棒が欲しい。」と言っていた。
どこか行った時に、撮るのは物や風景。
旦那と私の写真はない。
「嫁との写真が欲しい。」
薄まる記憶を濃いまま写真に閉じ込めて置きたいのかもしれない。
化粧しないし、美人じゃないが、おでかけしたら写真を撮ろうと思う。