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千里の夜空  作者: 火琉羅
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閑話 怠惰な過去

主人公とは他人にあった出来事を短くまとめたものです。


必要のないと判断された方はお読みにならずも支障はございません。

 愛というのは美しい。


 愛というのは愛おしい。


 情熱で、燃え上がるほどに。


 縛られ、囚われるほどに。


 底知れない愛に沈み、血みどろに飲まれようとも。


 まじわう欲に偽りはない。


 愛しき子等よ。結ばれし欲に、幸が在らんことをーー





























 ーーなぜだ……。

 何故だああぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!


 あの子達が何をした!!


 ただ愛を求めた子等がなにをした!!?


 ただ他の子等が愛を求めることの何が悪い!!


 結びを強めることの何か悪い!!



 なのに、何故皆殺しにした!!?


 何故白日に晒した!!?


 何故皆を病で苦しめ、命を奪ったあぁぁぁあ!!!



 おのれ神!!


 我が愛しき子等を殺めた神どもめぇぇええ!!


 貴様等は決して許しはせん!!



 我が子等よ。私の愛しい我が子よ。


 汝等は私だ!

 其方等の死は、怒りは、苦しみは、悲しみは、絶望は、痛みは、私の……否、俺様のものだ!!


 汝等の全てはこの俺様だ!!


 汝等に痛みを与えた神を! 苦しみを与えし存在を!


 この俺様が、その全てを否定する!!


 神を否定し、汝等が悲劇を、汝等の死を、汝等の復讐を!!


 偽りざる神に!! 絶望という名の死を捧げよう!!

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