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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

おバカユーチューバーが魔王城に突撃したら

作者: くらげ

ジャンル『コメディ』or『ホラー』?

エンディングは二種類ご用意しています。スッキリした読了感を楽しみたい方は『ハッピーエンドでー』のところで引き返してね!

おバカユーチューバーが魔王城に突撃したら


エ「皆さんおげんきー?!エクスガリバー参上。今日のお題は『一度は聞いてみたい魔王様の決めゼリフ』ってことで魔王城におじゃましてマス。この扉立派スねー。オープン座セサミなんちゃって」


ごごごぉ


エ「うぉ!

まじあいた。行っちゃう?いっちゃう?ちょーとおじゃましますー」


エ「おーキッチン!まさかの勝手口から突撃ご訪問ー。まぐろ斬れそうなでっかいほっちょーふぇすよ。すまんかんだ。がドラゴンでも切るんでしょうか。ちょっとさわっちゃう?やめとけって?

じゃ、次いっちゃうね。エクスガリバーこそこそと中腰で潜入。

しぃー。」


エクスガリバー「うわー。メッサくらいですねー。雰囲気ありありです」


がたっ


魔王「誰だ。余の晩餐を邪魔するやつは?」


吸血鬼「魔王様、ここは『よくぞここまでたどり着いた。勇者よ』です」


エ「おー、魔王様のボッチ飯、普通の食事っすね。すんません俺勇者じゃないんで。ちなみに魔王様の今日の晩飯はジャジャーン。焼き鳥です。七輪に載ってて、こおばしい香りがたまりませんやっべビール飲みたくなってきた。一本くださいよ~」


魔「ボッチじゃない。ここに吸血鬼がおろう。鳥も最高級のロック鳥、ルフ地鳥だぞ。本来は人間などに食べさせるのは惜しいが一本くらいはくれてやる。その貧弱な舌でじっくり味わうのだ」


エ「ありがっす。『魔界産ロック鳥ルフ地鳥』いただきまぁーす。かぷ。んー。ぷりぷりの食感、噛むほどににじみでるジューシーな塩気と脂。皮もパリパリで。

このめっさかわいいロリメイド吸血鬼なんスか?」


吸「ロリ...。」


こてん


エ「焼き鳥とワインめっさおいしいっす。さっきの定番のセリフ、魔王様の口からぜひ」


魔「ワインまで許可していないが、定番のセリフ...。『よくここまでたどり着いたな勇者よ!』これで良いのか?」


エ「よっしゃぁ!ミッションこんぷ。やっぱりホンモノを聞けるとかんむりょー。ありがっす。

まさか、あ~んなにでかい扉が勝手口だなんて!中も雰囲気出まくり世界遺産登録間違いなし」


魔「そそうか?」


エ「部屋の飾りもスッばらしいですね。えーとこれなんて言ったけ。ろざなんとか。カッコいいすね本物っすか。ちょっと触りますよ」


吸「ローゼンメイデンです!触ったら危ないですよ!」


プッシュー


エ「あうち」


魔「...大丈夫か」


エ「痛くなくなった?ありがとーございます」


吸「魔王様が偉大な魔力をお使いになるなんて」


エ「吸血鬼さんヨダレ出てますけれど、指ペロリます?」


吸「う。私は悪魔の誘惑になんか屈しません」


エ「じゃ晩飯お邪魔しましたー。他てきとーに見て帰るんでー」


魔「勝手に歩き回るな。罠だってあるのだ、」


ぼこ


エ「...。魔王さん」

吸「...。魔王様?」


......。


ざわざわ。


エ「もしかして、罠にかかって...。落ちちゃったりなんかして~?」


吸「...。この落とし穴の下にはマグマが流れていまして」


...。......。


エ「飛翔能力とか瞬間移動とかは?」


吸血鬼「......。」

エ「......。」


ぎぎぎぎぃ


エ「嫌だな、そんな怖いお顔して。...マジ?」


こてん


エ「お邪魔しましたー!」


エ「『次回俺勇者になりましたb。逃亡編』チャンネル登録よろしくー」



『ハッピーエンドで終わりたい方はここで引き返してね!行っちゃう?いっちゃう?』


Yes

 ↓













ps「あ。やっと見つけましたわ。ふん。魔王様が治癒魔法を使えるわけないじゃないですか。ただの痛覚遮断を解毒と勘違いするなんて...。煙の毒も吸ってしまって、よくここまで逃げました...ね」


ぐしゃ。


END

この作品はフィクションであり、万が一同名のユーチューバーさんがいても、別人です。ペコ。


ポイントつけていただき、ありがとうございます。

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