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異世界の車窓から

大分間が空いてしまった・・・

中々時間が取れずに申し訳ないです。

毎日更新してる作家さんほんとに尊敬するっす!

ハッターさんとの馬車の旅、なかなか趣があっていいじゃない。

ゴズの話、王都の話、娘の話、最近の商売の話、娘の話、天気の話、娘のはな・・・娘の話しかしてなくない!?おかげでカレン12歳ちょっとツンデレってとこまで覚えちまったよ!


たわいない話をしているととっぷりと日も暮れ待望の野宿タイムがやってまいりました・・・待ってネーヨ・・・


どうやらこの道には馬車の待避所がありそこで野営もできるようだ。

子供のころボーイスカウトでちょこっとかじった程度の知識しかないが野営を手伝う俺。

設営やら安全確認はできないのでここはひとつ料理を作ろうじゃないか!

ニノ’sキッチンの時間だ!・・・まぁオリーブオイルもなければ作るものもパエリアじゃないただの男飯なんだけどね・・・


料理作っててびっくりしたのが調味料がないってこと!

塩すら貴重品ってどういうこと!?

胡椒ありませんかって聞いた時のハッターさんの顔といったら・・・

そうか、そういえば中世って胡椒を求めて大海原に旅に出るくらいの貴重品だったね、どうも頭が現代なもんだからその辺の100均で売ってるだろ的な考えをしてしまう。これはちょっと気を付けなければいけないな。


料理が出来上がったが・・・どうだろう味がないんじゃなかろうかというような薄味なスープとちょっとした焼き物・・・これで満足してもらえるだろうか・・・

絶賛でした。

趣味の料理でここまで満足してもらえるとは・・・これは本格的にニノ’sキッチンをやる感じかな?

「しかしツカサさんの料理の腕前はすごいですね!まるで本職の料理のようですよ!」

幾分興奮したようにハッターさんが言う。

「私も王都で食事をしたこともありますが生半可な料理人ではツカサさんの足元にも及ばないでしょう!」

絶賛・・・大絶賛である。

なんだろう趣味程度でやってただけなのに・・・一応スキルがあるからそのせいかな?

っていうかやっぱり上がったよねスキル【料理7】って言われたよね・・・

スキルレベル7だとやっぱり上位陣なのかな?

基準が分からんとどうしようもないなぁ・・・そうだ!ここはハッターさんに聞いてみたらいいじゃない!


「そういえばハッターさん、スキルについてなんですが」

「おお!やはりツカサさんは料理のスキルをお持ちでしたか!そうでしょうそうでしょう、あの粗末な材料でも見事な料理に変えてしまう手腕、さぞかし高レベルなんでしょうなぁ」

「一般にはどれくらいだと高いという認識なんですかねぇ?一般常識すら思い出せないもので少々不安になりまして」

「なんと!それは不便でしょうなぁ。よろしい説明いたしましょう。

基本的にスキルレベル1でまぁ半人前の下働き、2で一人前、3でその道で食べていくには困らない、といった程度でしょうか。」

「なるほど・・・ちなみにその上となると?」

「一般的にはあまり見ませんなぁ・・・凄腕の騎士団長が【剣5】だとか、過去の賢王が【統治5】だとか聞いたことはありますが一介の商人ではそのような方とお知り合いになれるわけもなく・・・知り合いにはおりませんねぇ。」

「なんとなくですが理解できました。ありがとうございます。」



あれー?俺の数値おかしくね?

などと思いながら馬車に揺られ町を目指す。

今日も異世界の空は青かった・・・

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