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ノベルRe;バース 0 "ノベルリバース ゼロ"  作者: 鳴海悠一
ノベルリバース ゼロ "ノベルRe;バース 0"
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第一話 4  reversal


 4 reversal


 例の喫茶店へ足を踏み入れた翌日。

 昨日に引き続き、天気は晴れ。

 異質な世界の断片を見たというのに、悠一と夢奈は何一つ顔色を変えずに高校へと登校した。

 自転車置き場で鉢合わせても、いつも通りの挨拶。


「おはよう」

「おはよう」


 もう少し言うことがあるんじゃないだろうか?と悠一は内心どこかに針が一本落ちる程度の違和感を覚えたが、何食わぬ顔で居る夢奈にあれこれと話を振るのもどうかと思った。

 しかし、マスターの所業を見て高校生男子としては興奮せずには居られなかった。ちなみに興奮するというのは断じてそっち系の意味ではない。

 化け物を一瞬で倒せる超絶パワー、見た目はイケメン頭脳も明晰(頭脳明晰であるかどうかはわからないが、あくまで悠一の想像)。男なら誰だって憧れる存在だ。

 普段通りを装っているつもりで、どこかぎこちないことを不思議に思ったのか、夢奈は首を傾げて悠一に質問を投げかける。


「どうしたのよ。そんなにそわそわして」

「昨日あんなことがあったのに、普通に学校に来ているのがなんだか妙な気分でな」

「わからなくもないけど。私だって、昨日あんまり眠れなかったもの」


 二人揃って、この世とは別の“裏の世界”とやらが存在することを知った。そこは現実とは似て非なる世界で、生きているのは人間ではなく想像を絶する化け物がうようよ。

 どうして悠一と夢奈の二人がその門を叩けたのかはマスターの説明通りであれば、魂に鍵が潜んでいるから。深く理解しようとしても、到底わかるものじゃない。


 悠一と夢奈はクラスに着くなり、揃って窓の外をぼんやりと眺めていた。

 昨日の出来事がフラッシュバックしている悠一の頭の中。

 マスターが華麗に悪霊を退治する構図を浮かべる夢奈。

 双方昨日のことを黙々と考えていた。

 とある心境から、ふと我に返った悠一は、言わなければならないことを口に出す。


「確かにいい人だったかもしれん。でも、これだけは言わせろ。またあそこに行こうっていう考えはどうかと思うぞ」

「また行くって言っておいてそれはどうなの?危険な香りがするからこそいいんじゃない。それに、ちゃんと相談できてないし」


 文字通り危険そのものではないだろうか。


「大体、あっちの世界にまた行くことだって危ないだろうが。もう二度とあの喫茶店に行くんじゃねぇぞ」

「なんで悠一にそんなことを決められないといけないわけ!?」

「あ~あ、いいのかそんなこと言って。またこんな風に言い合っていたら、翔に夫婦漫才がどうのこうの言われるのは……」


 タイミングを計っているわけでも、打ち合わせをしているわけでもない。だが、翔は決まって朝に必ず悠一と夢奈の所に現れては茶化して席に戻るというのが日課だった。受ける授業が違う階であっても必ず来る。翔にとってクラスの隔たりと言うのは大して意味のないものだった。そんないつもの日常風景が目の前に展開されずにいた。

 クラスを見渡しても、廊下を歩く生徒の姿を追っても、翔の姿はどこにも見当たらなかった。


「そういえば、今日は翔を見てないな」

「確かに。珍しいわね」

「夜更かしでもして寝坊したか?」


 新作ゲームを一気にクリアしようとして寝過ごす。翔には珍しくないことだが、そんな理由で学校に来ないことはない。悠一の考えの中で、翔が寝坊して未だに家のベッドでぐっすりしているのではないと、すぐ否定意見が出た。

 では、病気で欠席か?

 それとも、学校に来る途中で事故にでも遭ったか?

 あれこれ予測をしているうちに、悠一の胸中で黒い雲が渦を巻いて動き出す。 嫌な予感というのはこういう時に当たりやすいものだ。


「心霊スポットに行って、変なことが起きてなければいいんだけどな」


 自然と視線が右へと傾いた。そこで、一つの席に目が留まる。

 目が留まった要因がゆっくりと頭の中で川のように流れる。

 この席は霧島希“キリシマ ノゾミ”というクラスメイトがいつも座っている場所だ。朝礼前になると、彼女は欠かさず読書を始める。読んでいるのは彼女が好きな空想科学小説“SF”だ。

 先生が朝のホームルームで一日の予定や今後行われるテストやら行事に関する話をしている間も、彼女は小説を読みふけっている。今日はその光景がどうにも見られそうになかった。彼女が来た形跡となるものが見当たらない。鞄が置かれて無いし、机の中にシャーペン一本すら入ってなさそうだった。

 胸中の雲は、辺りにある不安を食べながらどんどん大きく広がっていく。そしてその雲は、教室に来た担任の先生の一言で大きな雷を発する。


「霧島は今日欠席だ。珍しいよな、あいつが休むなんて。体調不良らしいから、みんなも風邪引かないように気を付けろよ」


 体調不良、それは絶対に違う。

 どうして断言できるのか、理由を尋ねられても一から説明はできない。だが、一抹の不安は確信となった。


「夢奈。おかしいと思わないか?翔も来ないし、希ちゃんも休みだ」

「ただの偶然でしょ?先生だって体調不良だって言っていたじゃない」


 前の席に座っている夢奈に、悠一は囁くように声を掛ける。

 夢奈は振り向かず、少しだけ顔を後ろに向けて返答していく。


「希ちゃんはそうかもしれないが、翔は違う。バカは風邪引かない」

「どういう理屈なのよそれ」

「言葉の通りだ。あいつは風邪でも絶対に休んだことがない。『風邪に負けるなんて男じゃない』とかいう無駄なプライドを持っているからな。例えインフルエンザであっても学校に来る奴だ。それなのに、どうして休んだと思う?」


 そう尋ねられると、夢奈の思考にどうしても“とある単語”が結びついてしまう。

 単語から繋がる結果が正しいとするならば、とても恐ろしいことが友人に起きている。

 考えれば考える程、人の恐怖というのは瞬く間に感染して広がっていくものだ。

 “そんな訳無い”という言葉にも根拠は無く、確信を持つまで完全に否定することはできない。

 先生に気取られないよう、声を潜めながら前後の席で会話を続けていく。


「二人で学校を抜け出して、翔の家に行ってみよう。何かわかるはずだ」

「今から!?もう授業が始まるのよ?」

「そんなこと言ってる場合かよ!昨日俺達は“何”を見た?“もしかして”とか、“有り得ない”なんて言葉は意味が無い。あるのは“存在する”ってことだろう」


 ホームルームが終了し、先生が教室から出て行った。

一限目の授業の始まりを告げるチャイムが学内に鳴り響く前に、悠一と夢奈は教室を抜け出した。

 チャイムが鳴ってから教室の外をうろついていると、教師に見つかって説教されてしまうに違いない。帰ってきたら説教が待っていることに違いはないのだが、今は一刻も早く翔の家に向かいたかった。

 自転車を漕いで急ぎ翔の家へ向かう。彼の家は高校からそんなに遠くない場所にある。

 高校近くの川沿いに自転車を走らせ、大きな十字路を右に曲がると広大な公園が見えてくる。何も無いこの土地にしては珍しく、外国からの観光客も訪れる観光スポットだ。

 この公園では、夏には花火を、冬にはトリックアート展等様々な催しがある。

 このような公園が近くにあるため、翔は小さい頃から四季折々に祭りを楽しんでいた。その影響もあってか、彼は活発な青年へと成長を遂げたのだろうかと、公園を横目に悠一はそんなことを考えた。

 公園からもう少し進んでいくと、一軒家が立ち並ぶ住宅地が見えてくる。そのうちの一軒が翔の家だ。

 大抵の家は二階建てで、マンション暮らしをしている悠一としてはこんな豪勢な家に住んでみたいと一度は少なからず思ったことがある。

 翔の家は壁の色が水色だからわかりやすい。周辺の家の色は大体灰色が主。赤色の際立つ家もあるが、『赤は目立ちすぎるよな』と、隣人である翔は鼻で笑っていたことがある。


「着いたぞ」


 翔は父親と母親の三人で暮らしている。だが、両親揃って仕事が忙しく、家で三人揃うのは珍しいことだと言う。車庫を覗いてみても、車は駐車されていない。恐らく、家に居るのは翔だけだろう。

 自転車を車庫前に停め、悠一と夢奈は草薙家の玄関前に立った。悠一がチャイムを鳴らし、翔に声を掛ける。


「翔!学校サボって何してんだ!さっさとッ出て来いよ!」


 数秒の沈黙。

 中に誰かが居る気配がしない。

 住宅地も静かなことが相まって、一層不気味さを増していく。


「チャイムを鳴らしても呼びかけても出て来ない。俺の声だったらすぐにでも出るはずだ。なのに……」

「家に居ないってことは、どこに行ったんだろう?」

「わからない。見当もつかないな」


 手がかりが無い事には動けない。翔が行きそうな場所をざっとピックアップするが、学校がある平日にわざわざ行くとは考えにくかった。

 悠一が眉間に皺を寄せていると、夢奈がぱっと何かを思いついた。


「霧島さんの家に行ってみようよ。多分、彼女も翔と一緒に心霊スポットに行ったんだと思う。翔がどこに行ったかわかるかも」

「そうだな。ここに居てもしょうがない。霧島さんの家は知っているのか?」

「うん。二回くらい遊びに行ったことあるから、道は覚えてる」


 夢奈の後を付いて自転車を走らせる。

 翔の家や高校からは程遠い場所に霧島さんの家はあった。

 どちらかと言えば街の中心部に近い場所で、コンビニは勿論のこと、スーパーや雑貨など普段買う物に関しては苦労しなさそうな立地だ。

 街の中心部に近いということもあって、先ほど居た住宅地に比べると、建物の背が高い。

 マンションも15階建て以上が多くなり、霧島さんの家は9階にあるという。

 マンション入り口付近に設置してある自転車置き場に駐輪すると、夢奈は一階のマンション入り口にあるインターホンで902とボタンを押し呼び出す。


「はい」


 少し間を空けて応答した声は、霧島さんにしては声が低い。

 女性の声ではあるから、これは霧島さんのお母さんだろう。


「希ちゃんと同じクラスの淺倉ですけど」

「夢奈ちゃんね。お久しぶり。学校はどうしたの?」

「希ちゃんが気になって来ちゃいました。希ちゃんはどうしていますか?」


 霧島さんの母は、突然無言になった。


「あの、どうしました?」


 夢奈の声に何も反応しない。

 数秒すると、霧島さんの母は慌てて応答する。


「ごめんなさいね。希は今体調が悪いみたいなの。また今度にしてくれる?」

「お願いです。希ちゃんと合わせてくれませんか?」


 夢奈の切迫した願いに、再びインターホンから声が聞こえなくなる。夢奈と悠一は顔を見合わせ、どうしたものかと顔をしかめた。


『夢奈?夢奈なの?』


 インターホン越しに、薄らと別の女性の声が聞こえる。その声は、霧島さんの声だった。


「希?」


 インターホン越しに、希の声が聞こえてくる。母親は大人しくするよう宥めていたが、希は聞こうとしない。


『少し話がしたいの。上がってくれる?』


 自動ドアが開くと、夢奈と悠一はそのまま中へ入って行った。

 エレベーターで9階へ上がり、902号室のチャイムを鳴らす。

 すると出てきたのは、やつれた表情を浮かべる水色のパジャマを着た霧島希だった。彼女は普段から痩せているが、病気にでもかかったかのように、頬が痩せこけていた。


「お邪魔します」


 二人揃って霧島家に上がらせてもらうと、すぐ左手にある希の部屋へと案内された。

 部屋の窓はカーテンで塞がれたまま。希はすぐにベッドへと潜った。

 悠一は部屋の様相から明らかに何かがおかしいことを察し、口を噤んでいた。

 夢奈はベッドに潜ったままの希へ声を掛ける。


「昨日一体何があったの?翔はどこに行ったか知らない?」


 そう夢奈が問い掛けると、希の震えた唇から言葉が紡がれる。


「翔と私、それ以外の3人で心霊スポットに行ったの。翔が放課後に誘ったからみんなで行ったんだけど、そこは……とても恐ろしい場所だった。最初は普通の古びた神社だと思っていたの。幽霊が出てくるわけじゃないし、雰囲気が不気味なくらいで、特に驚くようなことは起きなかった。でも、御社に入って男子三人で祠を開けたの。そしたら……他のみんなが……」

「もしかして、まだ他の四人はあの神社に居るの?」

「あそこの神社に行っちゃダメ!絶対にダメ!!」


 突然声を荒げる希の声で、夢奈は思わず姿勢を反らした。


「私達、見ちゃったの。恐ろしい化け物を。祠を開くと出てきた大きな化け物。体は真っ黒だった。暗闇だからわからなかったんじゃない。目は慣れていたから、そこに何かが居ることははっきりわかったの。あれは人じゃない。どう見ても人じゃなかった。四足で立っていて、目は血の色みたいに真っ赤だった。あれは……大きな虎に見えた。真っ黒な虎。私達に飛び掛かると、次々とみんなを暗闇に飲み込ませていったの。その暗闇がどこに通じていたかはわからない。でも、みんな居なくなっちゃった……」


 どんどん早口で捲し立てるように話を続ける希。悠一の頭の中では、昨日自分が見た物を思い出していた。


「私も殺されちゃう。あそこへ行った人はみんな殺されるんだ……。絶対に奴がまた来る。私を探しに……。だからお願い。絶対あそこの神社には行っちゃダメだよ。絶対だからね……」


 昨日あった出来事を全て話し終えると、希は何も言わなくなった。

 悠一と夢奈は視線を合わせ、部屋から出て行くことにした。

 部屋を出て、居間のソファで編み物をしながら座っていた希の母に「お邪魔しました」と挨拶をする。

 しかし、母からまったく反応はなく、ただ淡々と編み物を編み続けている。

 不思議に思った夢奈は首を傾げ、悠一もこれはどうしたものかと気になってしまう。

 希の部屋から居間の方を見ると、長い髪を垂らした希の母が、ゆっくり、ゆっくりとピンク色の毛糸を使って何かを作っているのが見える。作りかけの断片を見るに、恐らくマフラーか何かだろう。この時期にマフラーを編むというのも、少し季節外れのような気もするが。

 それと一番不思議なのは、前髪が垂れているので前がまったく見えないというのに、器用に毛糸を編み込んでいるということだ。

 余程編み物が得意なのだろうか。毛糸を上手く絡ませながら次々と編み込んでいく。


「えっと、これから学校に戻りますけど、何か先生に伝えておくこととかありますか?」


 普段であればすぐに出て行くところだが、希のお母さんの様子がどうにも変に感じたので、適当な理由を付けて声を掛けた。

 すると、今まで一定のペースで編んでいた手を止め、ゆっくり顔を上げる。

 顔を見た夢奈は、思わず小さな悲鳴を上げた。

 長い髪の隙間から見える希の母の顔は、まるで火傷を負ったかのように爛れており、唇は刃物で切られたかのように幾つもの切り傷があった。

 夢奈の小さな悲鳴の次に、希の部屋から大声で怯える声が聞こえてくる。


「いやあああ!悠一!夢奈!助けて!」


 すかさず希の部屋に入ろうとするが、扉を開けようにも入ることができない。鍵がかけられており、びくともしない。

 ドアノブをがちゃがちゃと動かしている合間も、希の母はゆっくりと近づいてくる。その足取りはまるで魂を失い彷徨う亡者の様。糸で操られている人形さながら、ぎこちない歩き。

 希の母とは思えない、まるで低い男の声が二人に向けて言葉を発する。


「お前達の、魂が欲しい」


 なんとか部屋に入ろうと、悠一は何度も体当たりをしてみるが、まったくびくともしない。

 そのうち、希の声がまったく聞こえなくなった。

 夢奈は何度も扉を叩きながら希に声を掛けるが、まったく反応が無い。

 そのうち、どんどん希の母が近づいてくる。


「お前の魂を寄越せ!!!」


 両手を挙げ、悠一と夢奈に向かって走ってきた。

 夢奈を背に隠し、悠一は首に掴みかかろうとしてくる希の母の両肩を掴んで抑え込もうとする。

 すると、掴んだ両肩から白い煙が上がり、希の母は苦しみだした。


「き、貴様……何をした!」


 悲鳴を上げるその声は、次第に獣のような雄叫びへと変わっていく。

 もはやその体は、希の母のものではなくなったとでも言うのだろうか。

 希の母が白目を剥いてフローリングの床に倒れ込むと、悠一は夢奈の手を取り、急いで家から出て行った。

 急いでエレベーターに乗り込もうとしているうちに、奥の部屋である905号室から人が出てくる。希の母のように、顔が焼け爛れ、恐ろしい形相で悠一達を捕まえようと両手を上げて男が二人走って行く。

 エレベーターを待っている時間は無い。

 悠一はすかさず非常階段の扉を指差した。


「こっちだ!」


非常階段を降り、一気にマンションの一階へ。

息も絶え絶えになりながら悠一は夢奈にこう言った。


「夢奈。お前は先に帰っていていいぞ」

「悠一はどうする気なの?」


 夢奈を巻き込みたくない。

 自分はこれから厄介なことに足を踏み入れてしまうのだろう。そうなれば、夢奈を危険から遠ざけねばならない。

 希の話によれば、翔達は何か厄介な化け物と遭遇してしまった。そして、その化け物が四人をどこかへ連れ去ってしまったのだろう。自分一人でどうすることもできない。少なくとも、夢奈は巻き込みたくないと思っている。


「危ないから、お前は高校で待っていろ。いいな?」


 夢奈を宥めるように諭すと、悠一の頭上には一人の男性が思い描かれていった。





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