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襲撃

そして、今に至るーーという訳なのだが、

そう、今現在そのお見合いを受けている状態です。

・・・はい。


お見合い・・・とは言っても、

最近会っていなかったから

最近の出来事とか、昔のーー

初めてフィリップス殿下と会った時の

ーー思い出話をしたりして

思ったよりマシな感じで一安心している所だ。


特に思い出話をしていると、

ああ、そんな事もあったなぁ

昔はよく無茶な事やったりしたな〜

なんて、懐かしくなってきて遠い目になったりしていた。


で、その時に気になる情報が一つ。

最近、この王国内で

不穏なことを考えている奴がいる。と

フィリップス殿下は、あくまで噂だけど。

と言って教えてくれたけれど

あの人がわざわざ私の耳に入れて来たという事は

私や琉斗に何らかの関わりがある事なのだろう。

という訳で、変な動きがないかちょっと探って見るのと、

警戒していかないといけないかな、と。


まあ、収穫って言ったらそんな感じかな。


しっかし、一体誰がそんな事を考えているんだろ?

王妃様陣営(といっても、王妃様じゃなくて

その父親が指揮してるんだけど)は、

琉斗が王太子になった事で翔斗しゅうと

王太子に据える事は、半ば諦めた様子だし。


王弟殿下の方は、う〜ん・・・

正直言ってよく分かんないかな。

王太子位を巡る争いにも、沈黙を保って

一切干渉して来なかったし。

正直王太子が決まって、翔斗(第二王位継承者)もいる状況で

今さら王弟殿下が何かしてもどうにもならないと思うんだけど。


とりあえず、色んな方面を警戒しておくしかないかな。





と、対応を再確認した所で、フィリップス殿下と分かれ、

自室へ戻るために現在私は王宮内の廊下を歩いている。





少し離れた角から琉斗がこちらに向かって歩いて来て、

私に気づいた琉斗は「お姉ちゃん!」と言って、

嬉しそうに顔をほころばせ、

私に向かって大きく手を降ってくれた。


その姿に、もしかして迎えに来てくれたのかな?なんて思いながら私も頬を緩めて笑顔で手を振り返そうとした・・・





その時だった・・・・・・



「お前の・・・・・・

 お前のせいだぁぁぁ!!!!」

突然、真後ろから男の狂ったような叫び声が聞こえて

何事かと目を見開き、咄嗟に琉斗に防御魔法をかける。



ガンッ

途端、硬いもので何かを殴る音と

激しい痛みと衝撃を後頭部に感じて、

頭を両手で抑えながら振り向き、

鞘に入れたままの剣を振り上げた状態で

顔を醜く歪めて嘲笑わらう男を視界に入れた

次の瞬間、梨華の意識は深い闇の底に落ちていった・・・







意識が遠のいていく中で梨華は、

琉斗が無事なのを確認して

「よかった・・・」と、安心した笑みを浮かべていた。






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