表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/72

幼龍・・・そして

ひっさしぶりに長めです(私の割には)

そして後半かなり崩壊しました

「っつ、うわーっ!?

想像以上だなー!凄い迫力っ!?」

綺麗なショートの黒い髪を

風でたなびかせた梨華が

その巨大な体を持つ漆黒のドラゴンを見上げる

「倒せそうか?」

横にいたウィルクが

短い茶髪の髪を同じようにたなびかせながら聞く

「うん、大丈夫だよ。」

「それじゃあ、早めに倒してくれるか?」

「よっしゃっ!分かった!

じゃあ、殺りますか!」

そう言うと、梨華は前に出ると

「ふぅっっっ!

・・・転移っ、エクスカリバーーーーっ!!!!」

詠唱省略した呪文を唱え

自身の右手に一瞬にして転移させる

「っと!・・・みんな離れてっ!」

梨華がエクスカリバーを

しっかりと持ち直して

周りにいる冒険者達に警告する

ザワッ

冒険者達が一瞬ざわめき

すぐに後ろへ下がり梨華から離れる

「ていやぁぁぁっっっ!!!!!」

梨華が叫びながらドラゴンに向かって走り

跳躍魔法を使って空中に跳び上がる!

ドラゴンの頭の高さのところまで来ると

剣を構えドラゴンの首を斜めに切り

その反動で冒険者達のいる後ろの方へ向く!

そしてそのまま空中から

物凄い勢いで落ちていく!

ヒューーーーッ

ドッゴーーーーン

梨華はそのままの勢いで地面に激突する!

「っつ、けほっけほっけほっ!

砂ぼこりがぁっ・・・!」

梨華の姿は砂ぼこりで遮られ一切見えない

「「「「「っつ!!!!!大丈夫かっ!?」」」」」

「うんっ、私は大丈夫。

それよりドラゴンはっ!?」

「っつ!!!!!首が落ちてないっ!!!???」

「おかしいなっ

・・・・手応えは・・・あったん・・・だけど・・・」

梨華が途切れ途切れの小さな声で言う

「っつ!!!!!龍がっ!!!???」

一人の冒険者が叫ぶ

ズズズズズズッッッッ!!!!???

「な、なんだ・・・・・あれは・・・」

冒険者達が見つめるその方向では

龍の首がゆっくりと大きな音を立てて

その巨大な頭を首から滑らせ落とす!

「「「「「っつ!!!!!!!!!!!!

・・・・・・うわーーーーーーーーっっっ!!!???

殺ったぞーーーっ!!!」」」」

それを見た冒険者達が一斉に歓喜の声を上げる

「女神様!大丈夫かっ!?」

それを横目で見てウィルクがすぐさま駆けつける

ウィルクは梨華のいる

まだ砂ぼこりが辺りに舞い散りよく見えない

梨華が落ちた衝撃で

クレーター状になった場所を見る

「・・・・・・・」

「っつ!女神様っ!?」

ウィルクがそのクレーターの底に

器用に降りると梨華の姿がはっきりと見え

思わず叫び声を上げる

「っつ!しっかりしろっ!?

どうしたっ!魔力切れかっ!?」

ウィルクは梨華に駆けよると

その華奢な体を抱きかかえる

「な・・・・んだ・・・・・・

これは・・・・・・?」

ウィルクが改めて梨華の姿を

確認し驚愕の声を上げる

「っ!どうしたんだ!?」

ここでようやく異変に気がづいた

冒険者達が騒ぎ始める

「女神様の様子がおかしいっ!

体中がどす黒いもので

覆われて意識がないんだっ!」

「っつ!何だって!?」

それを聞いて辺りが騒然とする

冒険者達が砂ぼこりが晴れ始めた

梨華のいる辺りを見ると

そこにはウィルクの行った通り

血色が悪くいつにも増して白い肌全体を

黒く蝕まれた梨華が意識を失い

ウィルクに抱かれていた

ザワッ

冒険者達はこれまで以上に騒ぎ始める

「っつ!お姉ちゃんっ!?

どうしたのっ!?」

これまで危ないから

という理由で後ろの方へ下がらされていた

琉斗がようやく異変に気づき

梨華の方へ駆けよってくる

「っ!?なにこれっ!?」

梨華の姿を見た琉斗が絶句する

「分からないっ!

ドラゴンを殺してそっちに気を取られてたら

いつの間にかこんな状態だっ!」

「っ!?お姉ちゃんっ!お姉ちゃんっ!

目を覚ましてよっ!お願いだからっ!

僕が大人になるまでは

一緒にいてくれるんでしょっ!?」

琉斗が泣きながら梨華の体を揺する

「っつ!・・・・・琉斗・・・・?」

梨華がぼんやりとした顔で琉斗の顔を見上げる

「お姉ちゃんっ!?」

「大丈夫・・・・・だよ・・・・

そんなに・・・・心配しなくても」

梨華が絞りだすように言う

「でもっ!・・・・・でもお姉ちゃんっ・・・・・」

琉斗が悲痛な声で言う

「こうなることは・・・・始めから・・・・

分かってたことだから・・・・・」

「どういうことなのっ!?」

琉斗が必死に聞き返す

「わたしはっ・・・・魔属性をっ・・・

持っているからっ・・・・

聖属性のっ・・・この剣とは・・・相性が悪いの

それに・・・・この剣は・・・・・

使用者の・・・・魔力を・・・吸い取る・・・

タイプ・・・だから・・・余計に・・・

相性がっ・・・・悪く・・・なっちゃって・・・」

「分かったっ!

もういいっ・・・・もう喋らなくていいっ!」

今まで黙って見ていたウィルクが見かねて

梨華を黙らせる

「っつ!どうすればいいんだっ!?

・・・おいっ!ボウズッ!

お前の力で医者と魔術師をかき集めてくれっ!」

ウィルクが思いついたかのように

琉斗を呼びつけて指示をだす

「っつ!分かった!

父上専属の医師と

王宮魔術師を呼んでくるっ!」

そう言うと琉斗は急いで王宮に向かって走って行く

「っつ!・・・おいっ!

お前らの中に治癒魔法が使える奴はいるかっ!?」

ウィルクが冒険者達を見て聞く

「・・・・・・っつ!いませんっ!」

「くそっ!

・・・・おいっ!ボケナスどもっ!

お前らは治癒魔法くらい使えるよなっ?

こっちへ来て手伝えっ!」

ウィルクが今度は事の次第をただ見ていた

魔術師ギルドの奴らに問いかける

「・・・・何故我々がお前たちのような

下品な輩の命令を聞かねばならん?

それに・・・見たところソレは

あの小生意気な女じゃないか。

汚れた娼婦の娘のくせに。

粗暴で下賤な冒険者おまえたちとお似合いだなっ。」

魔術師ギルドのギルド長が

ねちっこい、人を見下ろすような声で

歪な笑みを浮かべる

「っつ!?そんなことは今は関係ないだろうっ!?

女神様が大変なんだっ!」

「はっ!笑わせてくれる。

なにが女神様だっ!

その女は国を滅ぼす悪魔だっ!

今ここで死んだほうが

世のため人のためってもんだろう?」

くくっ

男は嘲り笑うかのように

その人を不快にさせる声で笑う

ブチッ

それを見てついにウィルクの堪忍袋の緒が切れる

「オマエ大人しく聞いてやったら

調子に乗りやがって!

なにが悪魔だっ!

女神様のどこが汚れてるんだっ!

女神様はなっ!

とても綺麗で賢くて優しい

俺が人生でたった一度だけ愛した女性だっ!」

そしてついにウィルクは勢いにのって告白する!

「「「「「・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・っつ!!!!!

ええーーーーーーーーーーっ!!!!」」」」」

それを聞いた冒険者達は皆一様に押し黙った後

一斉に驚愕の叫びを上げる

「・・・・・・・・ウィルク?

・・・どういうこと?」

「・・・・・・・・・聞いて・・・たんですか?」

ウィルクが顔面蒼白で聞く

「・・・・・うん」

カアアッ

ウィルクの顔が一気に真っ赤になる








恋愛ものの予定はなかったのだが・・・

⚠これからも恋愛ものにする予定はごさいません

たまーに出てくるかもしれませんが

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ