前回の裏話
始めのほうが前回と同じ内容なので
とばして頂いてけっこうです。
つか、読むのめんどくさかったらそうしてください
こんかいの裏話は文字の後に空白があるやつです
とにかくノリで作った特別編ですので
かるーく読み流してくれたら幸いです!
m9(^Д^)プギャー
・・・何食べようか」
「う〜ん・・・そうだ!
さっき言たお姉ちゃんのおすすめの奴がいい!」
「うん!それじゃあ行こうか?」
「うん!」
琉斗が元気よく頷くと
梨華がその食べ物の店へ琉斗を連れて行く
「ついたよ!
ここで問題!この店は何の店でしょうか?」
店につくと梨華は後ろへ振りむき
琉斗を見て楽しそうに言う
「えっ、えーっと・・・何だろう?
串に丸いやわらかそうなのがささってるけど・・・」
琉斗は精一杯背伸びしてソレを見ようとしている
「分からない?」
「うん、分かんない。」
「じゃあ正解を発表します。
正解は・・・だんごでした!」
「ねえねえ、だんごってな~に?」
琉斗が不思議そうに聞いてくる
「そっかー、琉斗は見たことないのか。
これはね、だんごって言って
東のほうにある、とある国の名産で
モチモチしてておいしいのよ。」
「へー!そうなんだ!」
「うん、でものどにつまらせないように気をつけるのよ。」
「うん、分かった!」
「おじさん、これ二本ください!」
「はいよ!そう言えば久しぶりだね~。
もう来てくれないかと思ったよ。」
店主のおじさんが陽気に言い、だんごを渡す
「そうだね、しばらく忙しかったし・・・
言っている途中で
何か気配と視線を感じたような気がして
チラッとその方向を見る
(もしかして・・・
いや、気のせいかもしれないし
しばらく様子を見てみようかな?)
でもこれからはもう少しまめに来れそうだから安心して。」
「おっ、それは楽しみだね。」
「私も楽しみだよ、
おじさんの作っただんごは世界一だからね!」
「うれしいね~。
ところで今日は息子さんとお出かけかい?
それとも弟さんかな?」
「いえ、この子は甥っ子なんです。」
「へー、そうかい。
まあ、楽しんでいってくれや。」
「はい、ありがとうございました。
また来ますね!」
「気をつけて・・・」
(さて、おじさんには申し訳無いけど
解毒魔法をかけさせてもらおうかな
別におじさんのことを疑ってるわけでもないし
なにか入ってるとも思わないけど
こればっかりは仕方がないよね?
大事な琉斗の食べるものだしね。)
梨華はほんの数秒で考えをまとめると
無言呪文を使ってだんごに解毒魔法をかける
(・・・アンチポイズン)
チクッ
(あれ、また視線を感じたような・・・
やっぱり・・・)
「・・・さて、じゃあ食べようか?」
「うん!」
「はい、だんご。
落とさないように気をつけてね。」
「むーっ、そんなこと言われなくても分かってるよ!」
「はいはい、そうだね。
はい、受け取って。」
「もう、分かってるってば!」
そう言うと琉斗が梨華の手からだんごを受け取る
「食べてみて!」
「うん、いただきます!」
そう言うと琉斗の口には大きすぎる
だんごを口にいれモグモグする
「どう?」
「・・・おいしい!
ホントにモチモチしてる!」
琉斗がだんごを完全に飲みこんでから言う
「よかった!・・・」
そう言うと梨華はしばらくの間琉斗を見て微笑む
(やっぱ琉斗はかわいいなー
・・・やっぱり、せっかくの琉斗との
お出かけを邪魔されたくないな。
よしっ!ちょっと注意してくるか!)
そう考えた梨華は意識をとばして
その邪魔者を探す
(よしっ、見つけた!接続完了)
梨華はちゃんと繋がったか確認して
下手をすると相手と自分の精神まで破壊しかねない
その魔法を使う
(・・・テレパシー
えーっと、聞こえてるかな?
兵士の皆さん私です、梨華です。)
ザワッ
少し離れた場所から邪魔者たちの声が聞こえる
「どういうことだ!?
何故頭の中から声がするんだ!?」
「なんで梨華様の声が聞こえるんだ!?」
皆驚いて口々に騒ぎたてる
(少し落ちついて静かにしてください。
周りに不審な目で見られますよ。
それに琉斗にもあなた達の存在がばれてしまいます。)
ハッ
その言葉で自分たちが相当目立っていることと
王子に気づかれずに
任務を遂行しなくてはいけないことをようやく思いだす
(いいですか、よく聞いてください。
皆さんが仕事でやっているということは
分かっています。
ですが、私達は久しぶりに
二人きりで買い物を楽しんでいるんです。
ですから、もう付いてこないでください。
次やったら・・・)
そこまで言いかけて琉斗の声で
突然現実へと引き戻される
「お姉ちゃんは食べないの?」
琉斗が自分の顔を見てなかなかだんごを食べない
梨華を見て不思議そうに聞く
「・・・ああ、うん。食べるよ。」
それでも食べずに自分を見ている
梨華を見て琉斗がさらに聞く
「どうして僕の顔ばかり見るの?
もしかして、ホントはおだんごキライなの?」
琉斗が心配そうに聞く
「ううん、そういうわけじゃないのよ。
おだんごはだ~いすき。」
「じゃあ、なんで?」
琉斗がますます不思議そうに聞く
「・・・うーんと、それはね・・・
恥ずかしいなーっ、もう!
ええいっ、もう言っちゃえっ!
・・・琉斗の顔を見てたのよ!
おだんごを食べる琉斗もかわいいなーって思って。」
「・・・何それーっ、こっちが恥ずかしいよ、もーっ!」
「あはは、恥ずかしがることないのにー。」
「もうっ、お姉ちゃんったらっ!
いいから、早く食べちゃってよね!」
「はいはい、分かったよ〜、もうっ。
食べればいいんでしょ!」
ぱくっ、モグモグ
そう言うと梨華はおだんごを口に入れ
あっという間に食べてしまう
「うん!おいしい。やっぱり最高だね!」
「そんなにおだんご好きなの?」
琉斗が不思議がって聞く
「うん、好きだよ。
琉斗のほうがもっと好きだけどね。」
梨華が笑いながら言う
「もうっ、お姉ちゃんはっ
いきなりそういうこと言わないでよね!」
「あはははっ、だってホントのことなんだもん。」
「もうっ、お姉ちゃんなんて知らないよ!」
琉斗が照れ隠しに拗ねたフリをする
「もう、琉斗の恥ずかしがりやさん!」
「むぅ、お姉ちゃんのバカ!
もうっ、次行こうっ!」
そう言うと琉斗は梨華の手を引っ張り
スタスタ歩いて行こうとする
「琉斗ちょっと待って!」
「なに?」
「串、おだんごの串捨てなきゃ。」
「・・・あっ、ホントだ!」
琉斗が手に持った串を見て立ち止まる
「ほら、貸して。捨てるから。」
「うん。いいけど、どこに捨てるの?」
琉斗は梨華に串を渡しながら言う
「そんなの簡単・・・こうするのよ。」
梨華は人があまりいないところに
移動してから串を二本、片方の手に持ち
魔力を調整して極力まで小さくした火を
無言呪文で出し串を跡形も無く燃え散らす
「これでよし!
ゴミも片づけたことだし行こうか?」
(あなたたちもまた邪魔をしたらこうなりますよ)
梨華は恐ろしいくらい満面の笑みを浮かべ
兵士たちに忠告する
「うん!やっぱりお姉ちゃんの魔法はすごいね!」
「これくらい簡単だよ」
「そうかな?
僕お姉ちゃんより魔法がうまい人見たことないよ!」
「あはは、ありがとね。
さて、次どこ行こうか?」
「う〜んと・・・」
「あっ、女神様だ!」
琉斗が考えていると男が二人近づいて来る
一人は手をふってかけ足で
一人は静かにゆっくりとこちらに向かって歩いてくる
なんか割と梨華がキレてましたね?




