¢第1話¢
「あっ‥気持ちぃょ‥お///」
一年前の私は、出会い系サイトで知り合った近所にいる男とエッチばっかりしてた。
学校が終わっては待ち合わせをして、男の車で自分の欲望を満たしてく毎日‥‥
その時の私はきっと、誰かの優しさが欲しかったんだと思う。
生理だろうがお構いなしにヤッてくる男はいかにも軽い男だったけど、その時の私にとっては『ちょうど良い』存在だったんだな。うん。
でも、そんな私にも楽しみはあったの。
それは《出会い系サイト》で知り合った
「レン」
とメールをする事。
レン:〔レンです。
君は何かを背負ってるみたいやから、メールで教えてくれへんかな??〕
こんなメールをくれる人は初めてだったから、ついメールを返してしまった。
私:〈いぃですょ♪メールしましょ〜☆☆〉
それからというもの、学校にいる間も家にいる時も、男とエッチしてる時も、絶えずレンとメールをしていた私。
取り留めのない会話が、楽しくて嬉しくて…
どんどん
「レン」
に惹かれてくのが分かった。
ある日レンにこんな事を言われたの。
レン:〔ミホって可愛いし面白いなぁ!‥俺、ミホの事好きやわ。
実は隠してたんやけど、俺、特殊な力があってな。
霊視でその人の人間関係や因縁とかを判断して、生き方をアドバイスしたりお祓いや典燈をあげたりとかの仕事をしてるんや!
だからミホの事も霊視したりして色々知ってるんや。
‥もちろんヤリ友がいる事もな。
予言したるけど、その男はアカン。近い将来絶対にミホを傷つけるで!!別れなさい。〕
……正直ヒいた。
だってこんな…近くにいる友達ですら分かんない事を、何でレンが分かるの?!
私:〈ホントに分かるんだね 焦ゞでも私を愛してくれる人がいないから、少しでも相手にしてくれる人がいたら手放したくなぃの‥〉
これは私の正直な私の気持ちだった。
レン:〔俺がミホを愛していくから、別れてくれ!!〕
ずっきゅ〜〜んっ☆☆
キタ〜!!!
何!?このトキメキ(>_<)!
こんなストレートに告白されたのは初めてだった私は、コロッといっちゃいました。
私:〈分かった、別れるょ(*´`)ξレンさん、ぁりがとぅ!私もレンさんが好き…こんな私で良かったら付き合って下さぃ☆〉
こうして、レンと私のお付き合いが始まりました(^^)v
でもこれからが大変なアクシデントだらけで・・・(悲)
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