第12話 【真理】登場人物の叫びほど、美味いものはない。
「これが宇宙か……」
「そうだね……けどなんで私たちはここにいるの?」
「みいちゃん。愚問だね」
「それ言いたいだけじゃない?」
「ン、ンンッ! 愚問だね。今から私たちは、大スペクトルスペースオペラをやるんだよ!」
「小説なのに、大スペクトルとかw」
「そ、そこはナレーションが」
やりません。
「拒否られたよ?」
「ナレーションごときがァッッッ!!!」
「ちいちゃん。うるさい」
「ひどいよ、みいちゃん」
「事実を言っただけだよ」
ここまで、誰も宇宙で話せることについて突っ込まない件。
「今更でしょ」
「そうそう」
「それより、早く大スペクトルスペールオペラを」
やりません。こんな序盤に消化しちゃいけないネタです。
「ネタの出し渋りで、いいことなんて何もないぞ! 作者にもそう言えよ!」
読者は求めてない、だそうです。
「読者ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ちいちゃん……」
「今からお前たちは毒者だぁぁぁぁぁぁ!」
「ちいちゃんッッッっ!?」
私だったらこの時点でブラバしてますね。
「黙れナレーション如きが!」
「ちいちゃん! もうこんな争いやめようよ!」
「みいちゃん──それでも人は争い続けるんだよ」
田中千夏さんは、地球をバックに拳を振り上げ……相手がいないので拳を下ろしました。なんと愚かな田中千夏さん。黒歴史としてネット上で永遠に記録されるでしょうw
「ピキッ」
「ち、ちいちゃん?」
「●ね作者ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




