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9.命がけの死んだふり

 

 壁にもたれかかって少し経ったとき、俺が進んでいた方向から小さめの影が見えてきた。



 名前:なし

 種族:ゴブリン 種別:邪妖精

 レベル:8

 ランク:E


 スキル

 《棍棒術Ⅱ》《腕力強化Ⅰ》



 名前:なし

 種族:ゴブリン 種別:邪妖精

 レベル:5

 ランク:E


 スキル

 《棍棒術Ⅰ》



 ゴブリンが二匹。強い方は、今まで見た中で一番レベルが高い。スキルも強くなってるし、今の俺じゃ何をどうしても勝てない。



 ゴブリン達はそのまま歩いてきて、俺の前で棍棒を振りかぶった。




 は?え?バレた?



 棍棒が振り下ろされ、俺の真上の壁を叩いた。ゴブリン達は俺を乱暴に倒して地面から何かを拾い上げた。よく見てみると大きめの虫のようだ。二匹は虫を取り合って騒いでいる。



 紛らわしいわ!餌取っただけかよ!



 しばらくゴブリンが騒いでいるのを見ていると、ついに来た。






 名前:なし

 種族:オーガ 種別:大鬼

 レベル:15

 ランク:C


 スキル

 《腕力強化Ⅳ》《身体強化Ⅲ》《威圧Ⅲ》《鋼の拳-》




 ついさっきまで騒いでいたゴブリンも、そいつが姿を見せた瞬間に縮こまっている。



「ガアアアアアッ!」



 オーガは一声鳴くと、拳を無造作に振り切った。


 ゴブリンが紙切れのように吹き飛び嫌な音とともに壁に叩きつけられる。




 オーガがゴブリンを食い散らかしてその場を去り、かなりの時間が過ぎても、俺は少しも動くことが出来なかった。


|•ω•`)すいません。明日は更新できそうにありません。

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