77.魔法スキル習得
あの後グラシオは魔族領全体に魔王候補のことを周知すると言って消えた。
ガルマは最初に魔法スキルを習得するための訓練法を教えてくれるらしい。言語の勉強をしながらでも出来るものだからそのほうが効率がいいそうだ。
『さて、魔王候補殿はそれなりにスキルを持っておられるようですが、進化以外で習得したスキルはありますかな?』
ガルマの質問に少し考えてから答える。
『進化以外だと4つのはずだけど…多分求められてる方法で手に入れたのは一つだけだな。』
《骨吸収》でスキルを手に入れるのはどう考えても普通の方法じゃないだろう。《飛骨拳》のように自分の行動で習得するのが普通のはずだ。これから新しいスキルを教えてもらおうっていうんだし。
ガルマに一応全部聞かせてほしいと言われたので一通り説明する。《骨吸収》で得たスキルに関しては、どのスキルをどの魔物の骨から得たのかも含めてだ。
『大変興味深いお話でした。確かにこれから経験による魔法スキルの習得をしていただく予定だったのですが、そのような方法が可能ならば話は別です。
普通に魔法スキルを習得するとなれば、各属性のスキル習得を試し、習得にかかった期間で適正を見極める。一つスキルを習得するだけでも時間がかかるので大変な手間なのです。』
そう言いながらガルマは自身の肋骨を取り外してこちらに差し出した。
『魔王候補殿、この骨を吸収してくだされ。儂は光系統以外、全ての属性魔法スキルを習得しております。聞く限り相性のいいスキルを手に入れておるようですし、上手くいけば大幅に時間を短縮できますぞ。』
強くなるのに近道が出来るなら大歓迎だ。俺はすぐにガルマが差し出した骨を受け取った。
ステータス
名前:なし
種族:カオススケルトン 種別:魔法生物、アンデッド
レベル:3 New
ランク:C
スキル New
《夜目-》《剣術Ⅳ》《魔力操作Ⅳ》《鑑定-》《直感-》《偽装死Ⅱ》《握撃Ⅲ》《飛骨拳-》《静音行動Ⅰ》《骨支配-》《腕力強化Ⅰ》《鋼の骨格-》《威圧-》《魔王の芽-》《闇魔法Ⅲ》《風魔法Ⅰ》




