5.どうするんだこれ
|•ω•`)直感の効果修正
これから自分の身に起こる危険をなんとなく察知できるようになる。
→自分の身に危険が迫った場合、なんとなく察知できるようになる。
取り敢えずまた歩き始める。なんとなくその場にとどまるのは危険な気がしたのだ。
歩きながら他のところも鑑定してみよう。ランクとか種別とか。
ランク
生物の強さの目安となるもの。最低はGで最高はA。
種別
生物の区分。特定種別にのみ作用する特殊な魔法や道具が存在する。種別を越えた進化をすることはできない。
レベル
個体の種族における練度を示すもの。最大になると進化をすることができる。
うーん。特にヒントになるようなことはないなあ。ランクが最低より一個だけ上だったことくらい?
生きるためには何かを殺さなきゃいけないわけだけど、その手段が見つからない。
スキルも鑑定できたらしとこう。
《夜目-》
暗いところでも目が見えるようになる。アンデッドの基本スキル。
《剣術Ⅰ》
剣を扱う際に威力に補正(小)。
《魔力操作Ⅰ》
魔力を操作する際に補正(小)。魔法スキル取得の前提スキル。
《鑑定-》
視界に入っている物の詳細を知ることができる。
《直感-》
自分の身に危険が迫った場合、なんとなく察知できるようになる。
出来たけどやっぱりヒントがないなあ。さっき嫌な予感がしたのは直感が仕事をしてたのだろうか。
どうしようと考え事をしながら歩いてたら、足元の石に躓いた。反射的に壁を掴んで体を支えようとするが、そのまま倒れた。
どうしてそうなったのか理解できず、抗議の意味を込めて歯を鳴らす。カタカタ。
とりあえず立ち上がろうとして気付く。右手が無くなっていた。
え、なにこれ?右手どこいったし。