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35.焦ったら視野が狭くなりがち



 ゴブリンの縄張りを抜けるために《直感》を頼りに、少しでも接敵しないように進んでいく。《直感》の反応が少しでも薄い方向に進んでいた時、あることに気がついた。ゴブリンの群れと出会う頻度が変わらないのだ。



 元々は2匹から5匹程度だった群れが、今は最低でも8匹は固まって動いているのに、群れの数が変わってない。あきらかに他の場所にいたであろうゴブリンがここらのゴブリンの群れに合流しているとしか思えない。



 気づかれている。下手をしたらこちらが隠れながら逃げようとしているのに気付いていて、誘導されている可能性すらある。《直感》スキルを使っている以上は強力な魔物の待ち伏せはないだろうし、考えすぎだと思いたいがその可能性を完全に排除するのは危険すぎる。




 今までは基本見つからないように動いていた。やり過ごす方法が死んだふりなので、こちらがスケルトンだとバレるとまずかったからだ。骨を見かけたら壊しておけ、となったら詰む。《偽装死》は感知系スキルをごまかすだけで相手の視界や意識から消えさるわけではない。



 このままでも縄張りを抜けるまでうまくいくかもしれないが、かなりジリ貧である。見つからないことに腹をたてて、見慣れないものは片っ端からぶっ壊せとかなったらアウトだ。




 リスクを取ってでも縄張りから抜けるのを優先したほうがいいかもしれない。抜けたあとに狩れる獲物がいるかわからなかったが、考えてみればゴブリンがこれだけいるのだから、最低でもゴブリンが食料として狩っているやつがいるはずだ。



 走り抜けよう。今の俺はゴブリンより早い。ゴブリンは力が強いかわりに足が遅いのだ。ホブ・ゴブリンの時のように精神的に追い詰められたりしない限りはスタミナも無限。逃げ切れるはずだ。




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