2.目が覚めたら骨だった
目が覚めたら骨になってた。意味がわからない。
よし落ち着け。まずは状況を整理しよう。
意識が浮上した時、周りは岩肌に囲まれた薄暗い場所だった。とりあえず怪我をしていないかと自分の体を確認した。手が骨だった。びっくりして倒れた。
うん。見事に何もわからない。
え、なにこれどういう事なの?誰か答えて!説明プリーズ!倒れたまま大声でさけぼうとしたが、カタカタ音しか出なかった。悲しい。
『こんにちわ』
そんな事を考えていると突然頭の中に声が響く。頭がおかしくなって幻聴でも聞こえたか?
『スキル:ナビ(限定)です。あなたは転生特典として、特殊:前世の記憶(小)を選択されたので、1.転生時の特典について、2.この世界の基本についてを説明します。』
うん、ちょっと待って。転生?この世界?
俺死んだのか?ここ異世界なの?
そういえば思い出そうとしても凄い曖昧な記憶しかない。に、ほん?で生活してた・・・くらいしか分からんのだが!
『それでは説明します。』
待ってはくれないらしい。異世界は無情だった。
抗議しようとしたけど、やっぱりカタカタ音しか出ない。カタカタ。
『1.転生時の特典について
あなたは転生特典として、特殊:前世の記憶(小)、スキル:鑑定、スキル:剣術、スキル:魔力操作、スキル:直感を取得し、種族:スケルトンを選択しました。』
スキル:ナビ(限定)?はそこで一度言葉を切った。なんで種族をスケルトンにしたんだ俺!
『2.この世界の基本について
人族と魔族が争っている。魔物が存在し、魔物は人族と魔族の双方から狩られている。
すべての生物にステータスが存在し、生物は自分のステータスを好きに確認することができる。
以上で終了します。スキル:ナビ(限定)は消失します。』
えっと・・・。どうしよう。質問とか受け付けてくれないの?
途方に暮れてそんな呟きを落とそうとしても、俺の口からはやっぱりカタカタ音しか出なかった。
|•ω•`)修正しました
スキル:前世の記憶→特殊:前世の記憶