表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/74

1.プロローグ

|•ω•`)よろしくお願いします



 陽の光の射さない洞窟の奥深く、水滴の落ちる音が規則的に響く。




 ダンジョン。濃い魔力が溜まり、魔物を生み出すようになった場所。ヒカリゴケの放つ僅かな、ボンヤリとした光がこの場の唯一の光源だ。



 いつものように魔力が蠢き、魔物が産みだされる。動く骨の魔物、スケルトン。動きは鈍くて力も弱い最下級の魔物。知能も低く、生まれ次第目的もなく歩き出す。


 だが、今産みだされた個体は様子が違った。その顔の前に自分の手を持っていき、そのまま後ろに倒れたのだ。ガシャン、という音が響く。


 そのスケルトンは暫く倒れたまま、カタカタと歯を打ち鳴らしていた。そして、何かに納得したように一つ頷くと立ち上がり、歩き出した。




 ここはダンジョンの奥深く。その普通とは違うスケルトンを見ていたのは、壁に張り付く虫達だけだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ