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拾いふだ  作者: lycoris
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出会い

ギリギリですみません。


欠席した理由は至って簡単、風邪である。

が、風邪をひいてから、入学式から1週間たった今、熱が下がらないでいる。

咳などの症状は無いらしいが、『もしも』の時のために自宅休養をしている。

11:24、今日も熱は下がらない。

両親も仕事に行き、妹も学校に行ってる。

部屋に一人。

「暇だ」

布団を被せられたまま、何の変哲もない天井の模様に向かってボヤく。

あいにくTVはリビングであるから、移動して見るという手もあるが、そんな気すら起きない。

この時間帯にやっているものが自分にとってつまらないものだから、動いてまで見るようなものは無いから

そういった理由からである。

眠気は無い。

何せさっき起きたばかりだから。

それに二度寝もしているし。

ふと、腹の虫が鳴り、机の方に目をやる。

布団から抜け出し、服を着替え、無造作に散らばる教科書の中から財布を取り出し、机の引き出しからお気に入りのカードを取り出し、2つをバラバラにポケットにいれ、家の鍵を握り部屋を出る。

家の戸締りを確認してコンビニへと向かう。

暇つぶしには少し物足りないが、移動距離を考えれば、何か発見が有るかもしれない。

あの時の様に。

周りから変な目で見られない程度に辺りをキョロキョロしながら、聞き耳をたてながらコンビニまで道のりを少し慎重になりながら進む。

学校に近づかないようにして進む。

進む。

何もないか。

そりゃ毎日面白い発見があったら退屈なんてしないだろうし、人類はもっと発展し、学校など必要なくなるかもしれないだろうし。

ほぼニートなのに学校がどうのこうのなんて言えないけれども。

何もないままコンビニにつき、スポーツドリンクとおにぎりを買ってコンビニを出た。

どうしてこんな時間に出歩いているかと聞かれたが、まだ小学生じゃないけどお使いに来たと言った。


家に居ようが外に出ようが、大した違いは無いようだ。

退屈だ。

昼の暑さに俯きながら歩いていると、公衆電話の前を通り過ぎた。

ふと、電話BOXの中を覗き込んでみると、当然ながら、誰も居ないし何もなかった。

あの日に見たサラリーマンは何だったのか。

今でもまだ少しだけだが気になっていた。

電話BOXから帰り道へと視線を戻した時、

目の前には『あの』サラリーマンが立っていた。




毎度読んでいただき本当に感謝です。

こんな更新が遅いような物を…本当に…本当に…


次は、贈り物の方を更新します。

今度は早めに更新したいと思っています。

それではまた。


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