破壊
「指令、避難してください」
燃え広がる指令センターで部下が語りかけるような口調で言った。
「核ミサイルが接近してきます・・・この星に埋蔵されてる特殊燃料に引火すれば・・・この星は木端微塵になってしまうでしょう・・・」
今にも息絶えそうな部下を見ていると今までなかった無念感がこみ上げてきた。
「分かった、おまえの分まで生きて戦ってやる。」
指令はあふれる涙を抑えきれず、粉塵にまみれた顔に一筋の涙が滴った。
「一同、達者でな」
指令は小型緊急脱出船に乗り込む前に残った部下たちに短く語りかけた、その時に部下が命懸けでした敬礼は指令にとって一生忘れられないであろうものになった、その直後指令センターの電源用水素燃料に火災の火が引火したのであった・・・指令は軽い熱傷で済んだものの部下は木端微塵に吹き飛んだ「まさか目の前で」指令はショックを隠し切れなかった。
司令の乗った小型船が脱出した残存艦隊通称「Xチーム」に拾われようとした直後指令は衝撃の瞬間を目撃した、母性の爆発である、恒星と見紛えるような光を発した直後猛烈な爆風が小型船を襲った・・・小型船は回収用ロボットアームと共に漆黒の宇宙に放り出された。
Xチームの司令官は進路を地球に向けるよう命令した、≪3時間もすれば地球も同じ運命をたどる≫司令官はこんな思いを胸に地球に向かった。
これから地球が未曾有の危機にさらされます。