Xチーム
第45戦隊は地球のカルフォルニア基地に帰投した。
地球防衛軍最高司令部
「よくやった、おかげで地球は救われたよ。」
「有難うございます、長官」
45戦隊の山岡司令はやり切ったといった口調で礼を言った。
「もうすぐ、遠征型主力艦隊が到着する、そうすれば敵残存艦隊も撃破できるだろう」
その時、通信手が歓喜の声を上げた。
「長官!生きていました!」
「どういうことだ?」
「先ほど、カリム討伐を行っていた地球防衛艦隊主力から通信がありました。≪地球防衛艦隊主力は冥王星宙域にて敵の小規模船団並びその護衛艦を発見、ただちに攻撃を開始する。≫敵船団の画像も送ってきています。」
スクリーンに映った写真を見て、山岡司令についてきていた西田機関長が声を発した。
「これはただの輸送艦ではありません!」
「どういうことだ?」
長官が問いただす。
「通常ならば、軍事用の輸送艦でも必要ないシステムが積んであります。≪大気圏高速突破システム≫と呼ばれる構造をこの輸送艦は持っています、このような構造はミサイルなどにしか使われません。すると、この輸送艦は超大型ミサイルといえます!」
「ただちに敵データの詳細な分析。主力に警告を送れ!」
長官に焦りが出た、これほどのミサイルが1基でも主力に来たら主力は全滅してしまう。
「主力と連絡が取れません。!」
通信手が悲痛な声を上げる。
「遅かったか」
「待ってください、主力艦隊所属のデストリー型多目的駆逐艦エンドランから打電です、「主力、全滅・・・通信・・故障・・敵は…・・強大なり・・残存艦・・・駆逐艦2隻シールド艦1隻」」
「我々に行かせてください」
山岡が言った。
「勝算は・・あるのか?」
「あります!」
地球の運命やいかに!