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この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

呼吸を分けた日

作者:
高校生の橘 透真(たちばな とうま)は、特別仲がいいわけではないが、どこか気になる同級生柚月(ゆづき)と偶然放課後の帰り道を共にすることが増えていた。

しかし、ある日、ふとした拍子に彼女の鞄の中から一冊の闘病日記を見つける。そこには衝撃的な事実が記されていた。

「肺がん」——。
ドナーが見つかる見込みもなく、余命は1年持つかどうか。

その事実を知りながらも、透真は何も言えず、普段通りの帰り道を歩く。
しかしその最中、柚月がふらりと道路へと踏み出してしまう。
猛スピードで迫るトラック。

咄嗟に透真は彼女を突き飛ばし、代わりに轢かれてしまう。

意識が遠のく中、透真の脳裏に浮かんだのは、柚月の病気のこと。
そして、彼女が日記に綴っていた言葉だった——。

「……俺の肺を、柚月にあげられたら……」

命を懸けた選択の先に待つのは、希望か、それとも——。
交差点での決断が、二人の運命を大きく変えていく。
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