第2章 テストへ…
「瑠璃亜~!!いたいたぁ・・・もぉ・・・さがしたんだからっ!!」
この子は亜理紗。いっしょに子の南丘学園に入学した私の親友。
私は亜理紗にこの校則のことを聞いてみることにした。
「亜理紗・・この校則しってる??」
「えっ!!瑠璃亜しらないの??」
ありさはしっていたみたいだ。
「プラチナは…素敵な位なんだよ!!だって・・・なんでも願いがかなうんだから!!」
「どういうこと?」
「プラチナは3年生と同じ権力があって、本人に許された人以外は
プラチナに対して敬語 様づけで呼ばなきゃいけないんだよ。
1年生から3年生まで。しかも・・・金持ちになれるの。
豪邸に住めるし・・・とにかくやばいの!!」
「うっそ~あこがれじゃん!!」
亜理紗はことばを続けた。
「で・・・プラチナは制服にネクタイをつけておっけーで
紺ソックスにローファーはいてもいいんだって!!しかもカバンにキーホルダーつけ放題。」
ありえねー・・・←瑠璃亜の独り言 笑
「ほかの人たちは自分の位より上の人に敬語を使って様ずけなの。
それでランクごとに制服も違ってすぐわかるんだって!!」
「すっごい・・・ね・・・。でも1位なんて…」
謙遜してみたら
「瑠璃亜ならいけるんじゃん??」
そう言われた。むりぃ・・・
でも、あこがれだなぁ・・・
そんなことを考えているうちに教室に着いた。
果てしなく大きい…学校だから教室に行くのも一苦労。
「みなさんはじめまして。担任の染川大地です。さっそくですが中学校の勉強を
どれぐらいしているかテストします。なお1位2位になったものは
「プラチナ」となります・・・」
教室は騒然となった。
「ねらおう・・・」
瑠璃亜はそう心の中で決めた。