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6話-① 吸血鬼の戦い方

毎日更新を続けて早くも1ヶ月が過ぎそうです。


寒くなって来ましたね。



皆さんも体調には気をつけて下さい



「師団長! 誰もいないっすね」


呆気ら感と話す男は白銀の鎧を纏う、人界騎士の男だ。


人界騎士は政府の指示により、ナウス達が居た村への調査に赴いていた。


「確か第三師団でしたっけ? 居なくなったのって」


陽気な声で話す騎士の男は寡黙な雰囲気の師団長に話掛けるが、黙々と辺りを確認し、業務に集中している。


「アンタ、いい加減にしなさい」


「はっ、良い子ちゃんのアイリはおかしいと思わないのか?」


「おかしいって何がよ。 オカシイのは貴方でしょ」


アイリと呼ばれる女性も、周りの団員と同じく、甲冑を身にまとっているが、誰よりも辺りの捜索に奮起している。


だからこそ、呆気ら感とするキースの言動が煩わしのであった。


「俺達は何を探しているんだ? 何をどうすればこの遠征は終わるだ?」


「は? 何かの手掛かりを見つければ終わるでしょ」


「それは、俺達の仕事なのか?」


「そんなに、嫌ならやらなければ良いじゃない。 そしてついでに副団長の座も私と変わって」


HA!HA! HA!


「そいつは違うな! それが分からない様じゃこの立場を変わる訳には行かないぜ」


キースはこんな感じのお調子者の様な雰囲気があり、ムードメーカーの様な存在であるはずだが、厳格な雰囲気を重んじる人界騎士にとって異様な人物である。


様は'変わり者'だ。


「なぁ、俺達は'平等'だよな? 俺達に違いがあるのは立場だけだ。 じゃあ、この調査をする立場なのは誰だ?」


「立場…… 調査、つまりは隠密?」


「そう、隠密だ。 奴らは何処に行ったんだ?」


ハッとしたアイリは辺りの調査に戻った。


「見つけまたした!」


「師団長! アイリが見つけたってさ!」


その言葉に反応する様に、ゆっくりと近ずいてくる。


アイリが見つけたのは、薄汚れた柱にあった'Z'という文字だった。


「移動するぞ」


やっと話したかと思えば、師団長は全員に移動をする様に告げた。

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