4話-④ 知らぬ不吉
皆様、ご評価とブクマいつもありがとございます!
初投稿より、まだ一ヶ月も経っていませんが、ちょっとずつご評価頂けている事に感動しています!
一旦、知らぬ不吉はここで完結です。
次回からは、少女な巫女です!
宜しくお願いします!
あれから暫く経ったが、師匠は自分が怖らがせてしまった事に未だに驚いている。
「な、ナウス、妾ってそんなに怖いか?」
「そうですね。 まぁ、魔族ですから」
「なんと?!」
こりゃ、まだ凹みそうだな。
うぅ……
エルフの一人が、幻惑の効果が解けたのか辛そうに起き上がる。
「っっ?! き、貴様ら姫様から離れろ!」
辛そうなエルフは起き上がって直ぐに、少女の身を案じている。
と言うより、姫様? このちっこいのがか? まぁ、見た目は可愛いらしい雰囲気はあるが、俺の横にいる人程ではねぇな。
「姫様から離れろぉぉぉ」
そう言いながら必死の形相でエルフの男は俺に腕を伸ばしてきたが、俺が腕を捻り上げる。
「がァァっっ?! 」
俺がエルフの男を捻り上げた事で、悲鳴をあげるている。
というより、俺が捻り上げるている事自体に俺が驚いている。
「お、やっと始まったか!」
嬉しそうな表情で俺に近寄って来る。
俺はわけも分からず、男の事を離しそうになっていると。
「離すなよ。 今から貴様に本当のスキルの使い方を教えてやろう」
「ほれ、眉間に力を入れてみよ。 きっと面白い物が見れるぞ」
半信半疑の俺は眉間の間にグッと力を入れてた。
【ハーフヴァンパイア ナウス 】
ーエリーザ・バートン・テリーナ伯爵の眷属
スキル一覧
【半吸血鬼】 ヴァンパイアの力を半分使える
【不死】 弱点以外では消滅しない
【強奪】 生命と相手のスキルを奪える。
【治癒】 負傷した箇所を治す
【解除】 100%の力を使える
【幻惑】 近くの人物に悪夢を見せる
【半血眼】 叡智の力を僅かに行使出来る。
【切撃】 僅かに空を裂く
???????
何だこれと呆気に取られてしまう程の光景だった。
俺の目の前には手では触れられないが、色々な事が書かれた文字が現れた。
だが、内容から察するにコレがスキルと呼ばれる物だと、はっきり理解できた。
「どうじゃ? 貴様が前々から妾に懇願していたスキルの解説じゃぞ? 嬉しいだろ?」
憎たらしい程の満面の笑みでこちらを見つめる師匠が、俺の正面辺りに指を指す。
俺の目の前には、腕を捻り続けられている男が、泣きそうな顔で、必死に抗っていた。
あぁ、やべ。 と慌てて手を話そうとすると、またしても先程に似た様な画面が俺の前に表示される。
[エルフの里の戦闘員 ザイナス]
[いつまで掴んでるのだ?! くそっ! 腕が痛いぃ!!]
「何だこれ……」
エルフの男は苦痛の表情を浮かべているだけなのにも関わらず、まるで男の考えている事かのように表示されている。
「それが、叡智の力と言う奴じゃ」
これが叡智の力という事なのか? こんな相手の考えている事が分かるみたいなのが!
俺は叡智の力と言うのを行使したまま、師匠の方を振り向くが……
[格上の為行使出来ません]
「妾を半血眼しても無駄じゃ、貴様が行使出来る力は自分より、格下の相手だけじゃ」
このスキルがあれば何でも出来ると思っていたが、そう簡単には行かないのか……
「そろそろ離してやってはどうじゃ?」
腕先の方を見ると、エルフの男は真っ青になるぐらいに苦しそうな表情を浮かべていた。
「わ、悪い。痛かったよな?」
「触るな悪魔共がっ!! さっさとこの森から出ていけ!!」
「出て行けと言われても、この先に用があるんだよ」
「これより、先は我らの村しか無いぞ! こっちからでは貴様らが言う街には行けん!!」
え、そうなの? 俺は師匠をジト目で見つめる。
「い、いやぁ、妾いつも飛んで行くしぃ、流石に昼間は飛べん訳じゃから、歩いたのは今回が初めてな訳であったりして……」
白々しい態度の師匠はまたしても目を泳がせて、必死に言い訳をする。
これじゃ、引き戻して夜になって飛んで行った方が良いんじゃないか?
すると先程まで、ぐるりと目を回していた少女が目を覚まして、むくりと起き上がった。
「お、お待ち下さい、魔族の方々! お二人はどの様な目的で、街に向かわれるのでしょうか?」
起きたばかりだと言うのに、目を見開き制止するかの様に慌てて話かける。
「そうじゃの…… まぁ、必要な物を揃える為かの」
「で、あれば我が村からの道あります! 今夜はどうぞ村に興し下さい」
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10月20日 19:15~20:00頃
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