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とある魔王様は人間の国で家庭教師を務めます!  作者: まくら
第3章:魔王様、冒険者ギルドで伝説になります
34/50

34:古の洞窟

 古の洞窟は、S位階以上の冒険者2人以上じゃなければ入れないところ。

 2人以上でも攻略はされたこと無いからどんなところかも分かっていない。

 だから別名は『還らずの洞窟』とも言われている。

 

「あの、名前を伺っても?」

「俺はシロと言います。今後とも、よろしくお願いします」

「シロって何処かで......」

「はい、次あたしねー!あたしはサナだよぉ、よろしくねー!」


 魔法使いのサナ、S位階冒険者。

 属性は水で輝のメンバー......うん、合ってる。


 技術魔法でステータスを覗かせてもらっている。


「俺はシューヴァ。タンクをやっている」


 タンクのシューヴァ......ノーチェル。

 小柄な見た目をしといてタンクか。それに貴族だ。


「輝のリーダーをやっているライだ。よろしく」


 剣士のライ、此奴は貴族では無いみたいだな。

 持っている剣は魔法剣だろうか......何処で貰ったんだろう。


「じゃあ、俺は先行きますので......」

「ねえ、待ってよぉ。せっかく出会ったんだから一緒行かないー?」

「おい、迷惑だろサナ!」

「良いですよ。わかりました」


 正直、どんな所か俺も分からないから1人だとやりにくいんだ。

 あ、でも1人だと魔法を自由に使えるからやっぱり1人でよかったな......。

 たまには誰かと一緒でもいいか。


 いざ、古の洞窟へ!





「おい、とっとと走れ!」

「誰よー!あたしたちを罠にはめたのぉ!!」


 俺らは全力で逃げていた。


 はいって10分くらいで魔物と遭遇。

 A位階の魔物だから余裕だったのだが、量が凄い多かった。

 S位階も一体混じっていたし、罠ではないけど俺らは魔物の掌の上で踊らされている気分だった。

 殲滅なんて余裕なんだけど、魔法を自由に使えないから俺は見てるだけ。

 そろそろ体力も減ってきたしこの先行き止まりだからいい加減本気を出さないと。


「行き止まりだと......?!」

「あたしらもう終わり?もう、冒険続けられないの?」

「ああ、そのようだな」


 諦めがはやい。

 まあ、目の前の状況を見れば諦めるのも無理はないけど。

 全部合わせて30近くだな......剣で滅ぼすのは無理そうだ。


「アクアスラッシュ!」


 S位階は残るよな......本気出さないとそりゃ倒れるわけねーよな。

 うん、本気を出して一瞬で倒そう。


「呪魔法、闇魔法、星魔法......メテオ」

「メテオって!」


 シューヴァだけがメテオの事を知っていたようだ。

 星魔法は今、使える人はいない。

 昔の人が使っていた古代魔法属性に分類されているため使い方とかを知っている人がいないのだ。

 今では魔法の事が書いてある本にだけ載っているので珍しい。


「メテオ?凄い強かったねー」

「シロ、ありがと。メテオって何だ」

「......メテオは、古代魔法属性のひとつ」

「古代魔法属性って、昔にはあって今にはない魔法属性だよねぇ?」

「そうだ。なんで、シロさんは古代魔法属性のひとつ星魔法を使える?」


 怪しむような目線で見ないでほしいな。

 俺だってなんでって言われたらどう昔に習っていたくらいしか理由ないし。


「シロさんって俺らより若いよな」

「輝の皆さんは20歳くらいですよね。歳下ですよ」

「何で、知っている?俺らの時代じゃ習ってたけど俺らより後は習ってないはずだ」

「さぁ......どーしてでしょうかね」


 俺が魔王ってバレた時即座に剣を抜かれるだろうな。

 そして斬られる。痛い思いは絶対にしたくないから言えないけど。

 ......言うつもりもないけど。


 それよりも、今はこの洞窟攻略が優先だ!

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