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とある魔王様は人間の国で家庭教師を務めます!  作者: まくら
第2章:魔王様、家庭教師として力を注ぎます
19/50

19:冒険者ギルド見学

 「シロー!!」


 

 王子が突進しながらこちらへと向かってきたので避けた。

 無事にすっ転びそうだったけど浮遊魔法で救って挙げました。俺、優しいな。


 で、いったい何の用なんだ。

 またポーション作りとか、くだらなそうなものはやめてほしいのだが。



「あのねマリアと話していたんだけど、冒険者ギルドに行きたい!」

「嫌です」

「えー!なんで」


 王子と何処か行くと絶対に問題が起きるのは知ってるんだからな!

 それに、俺は嫌だぞ。お前が甘いものをどうせおねだりする運命が目に見えている。

 迷子にもなりそうだからせいぜいGPSをつけさせていただきたいがそれも断られたら俺は絶対に王子と何処か行くような自分を死に晒すようなことはしない!



「シロさん、お願い」

「姫まで......」


 いつの間にか来たであろう姫までもがお願いをしてくる。

 いやいやいや、これ王子は別に冒険者ギルドなんて興味ないだろ。

姫が行きたいから暇つぶしに王子も付いて行こうとかまた良からぬことを考えて......まだお前をガキ呼ばわりしてやるぞ。って事で断ろうと思う。


「申し訳ございませんが、この後事情がめちゃくちゃ!それはもう大変なくらいにはいっていますので、ほんっとうに申し訳何のですけどしばらくは無理そうですね」

「そんなぁ、どうしようマリア」


 そうだ、姫も諦めるという心を持ってほしい。

 忙しくもないがこれで王子は信じてくれただろう。


「いいえ、シロさん」

「はい、どうかしましたか?」

「私は聞いてきたの。シロさんのこの後の予定」


 姫を侮ってはいけないと、初めて思った瞬間だった。





 俺が1から全てをやる羽目になり保護者がわりともなってしまった。

 冒険者ギルドの受付嬢には頭を下げておいたが俺の知名度はなかなかだったため簡単に入れてもらうことができた。感謝感謝。

 王子も姫も喜んだようで俺は休みを一切作らないことを決めた。

 でもそしたらまた倒れてしまうからそれはやめておこう。軽くトラウマとして残っている。



「シロさん、ありがとうございます!」

「姫が15歳になったらですね」

「はい。それは知っています」

「ねー、なんの話?」


 周りに迷惑をかけまくってきた王子が戻ってきた。

 こいつをほったらかすとまたろくなことが起きんのだ。


「今日の夕飯の話ですよ」

「その通りですお兄様」


 この話は俺らだけの大切な秘密。

 王子は少しつまらなそうにして、依頼を見た後この依頼を受けてみたいと言い出した。

 うん、そろそろこいつを引っ張って行ってもいいのかな。 

 


「この依頼って、この人なら受けること可能?」

「おいコラっ......本当にすみません自由人なんです」

「大丈夫ですよ。そうですね......年齢を伺っても?」



 俺の年齢は、実際だと100歳超えているんだけど転生してきた時から一切年老いていないから17歳なんだよね。これは正直にそう答えてもいいだろうか。


「一応17歳なので、ギルド登録はできます」

「そうですか。危険なので冒険者になるには試験があります」



 って事で、俺は試験監督と剣で戦い無事に勝ったため冒険者となった。


「お強いのですね。職業は、なんですか?見た感じ剣士ですかね」

「俺は一応宮廷白魔導士なんですけど、魔法使いでいいです」

「宮廷?!......取り乱しました。では、魔法使いで登録します」


 俺の職業は魔王だけれど。

 そうなったら、早速依頼を受けようとして壁に貼られている依頼を見てみる。

 

「こんなにもたくさん......」


 隣で呟く姫の声を聞きながら目を通してみる。

 S位階(ランク)冒険者以上の依頼はドラゴン討伐で、これを受けたいのだがどうしよう。

 今は登録したばかりなのでE位階なのだが......。


「これを受けることは可能ですか?」


 先ほどお世話になった受付嬢に聞いてみる。


「それはS位階以上、しかもパーティでの受託となっております」

「そうですか......じゃ、これで!」

「もちろん受けませんよね、って......あのー!」


 少し楽しみなので受付嬢が何か言った気がしたが無視して行くことにした。

 ちなみに王子達は俺の作った空間に入れました。

 この空間、素晴らしいことに俺についてきてくれて中に入ると外が見えるんだよ。



 この辺だな。ドラゴンはそれはもうすぐに見つかった。

 体が大きいからそりゃそうだろ。


 女神の涙が使われた杖......こいつの名をセレとでも呼ぼう(特に意味はない)

 セレ使って魔力をそのままぶつけたら、討伐が完了した。

 魔王なのに魔物を倒すのはおかしいと思われるが、魔王は統べるものであって別に争わないわけではないのだ。わかったなら肝に銘じとけ。



「戻ってきました。こちら、ドラゴンの鱗です」

「早くないですか......。本物なので、S位階冒険者となります」


 すぐS位階となってしまったから用はないかもしれない。


「名前を教えてもらってもいいですか」

「俺は、シロです」

「シロさんですね。了解しました。これでS位階冒険者です」



 俺ははれて冒険者になってしまった。

 姫は、初めての特訓の時に冒険者になりたいことは言うなと魔王に言っています。


 受付嬢の名前はメルさんです。

 受付嬢として働いていますが冒険者位階Aの剣士なのですごい強いです。

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