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11.モブ令嬢と分岐点1

 ハッピーエンドとは? シルヴィはこの国の文字ではなく、前世の日本で使っていた文字で書いたマル秘ノートを眺めながら、眉根を寄せた。ノートには、乙女ゲームのルート別のシナリオを思い出せるだけ書き出してみた。

 王宮でのお茶会事件から早三ヶ月。ルノーからの音沙汰がないので、シルヴィは暇なのである。

 シルヴィから手紙でも書こうかと思ったのだが、待っていてと言われ、それを了承してしまったので、大人しくしていようとやめた。

 ノートに乙女ゲームのことを纏めたのは、学園生活をなるべく平和に暮らすためだった。

 ハッピーエンド。バッドエンド。逆ハーレムエンド。メリバエンド。書き出したそれぞれのエンドをこの三ヶ月眺めている内に、シルヴィは訳が分からなくなってきていた。

 そもそも、これらのエンドは魔王が極悪非道で、その魔王から人間界を守ることが前提だ。ルノーが本当に魔王なのだとしたら、ハッピーエンドはハッピーエンドではなく、バッドエンドなのでは? でもバッドエンドはバッドエンドのままバッドエンドだ。


「いや、は?」


 シルヴィは思わず真顔で令嬢らしからぬ声を出していた。だって、意味が分からない。

 ひとまず落ち着いて、一つ一つ考えよう。ルノーがぶちギレなければ、人間界は平和。よし、それは間違いないだろう。

 魔王が人間界に危害を加えないのであれば、バッドエンドになることはない。うん、それも間違いない。

 ヒロインが魔王を打ち倒そうとしなければ、魔王は死なない。ルノーも死なない。ハッピーエンドにもならない。つまり……。


「ヒロインをハッピーエンドにするなということ?」


 ハッピーエンドを迎えて、魔王を倒したヒロインは国の英雄になる。光の乙女万歳と栄光の道を生きることになる。攻略対象者とも結ばれて、幸せに暮らしていくのだ。


「…………」


 辛い。それは、余りにも辛い気がした。ヒロインが幸せになって何が悪いのか。何も悪くない。ヒロインがハッピーエンドを迎えられないのであれば、それは間違いなくバッドエンドだとシルヴィは思った。

 しかし、画面越しにしか知らないヒロインよりも、ルノーの方が大事だった。我ながら自分勝手なものだ。

 シルヴィは重い溜息を吐き出すと、ノートを閉じて机の引き出しに仕舞い込んだ。


「……バッドエンドになればいいのに」


 言葉にすると尚更重く感じた。

 あくまでゲームとは違うバッドエンドなのだが……。学園ではヒロインと関わらないようにしよう。


「う~……」


 もやもやとする。ハッピーエンドを望んでいた筈なのに。手の平返しだ。

 シルヴィは思い切り机に頭突きをした。ガンッと結構な音が鳴る。額が痛みを訴えてきたが、無視した。


「さいてい」


 いや、ポジティブに考えてはどうだろうか。国は平和になる。ルノーは死なない。ヒロインは戦わなくてもいい。悪役令嬢も助かる。大団円ハッピーエンドではないか。


「うーん……」


 それは、ヒロインがどう思うかによるな。であれば、ここでウダウダと考えた所で無意味なのだろう。その時を迎えてみなければ、分かりはしない。

 シルヴィが再び溜息を吐き出した瞬間、部屋の扉がノックされた。それに、シルヴィは緩慢な動きで上体を起こしながら返事をする。


「お嬢様! 大変でございます!」


 モニクが慌てた様子で、部屋へと入ってきた。その後ろからフルーレスト公爵邸でよく見掛ける使用人が続いて入ってくる。

 シルヴィは状況が掴めずに、きょとんと目を瞬いた。使用人が椅子の側に膝をつき、神妙な顔で見上げてくる。


「シルヴィ様。落ち着いて、お聞きください」

「……はい」

「ルノー様が、三日前に熱を出して倒れられました」


 部屋が重い空気に包まれていく。


「当初は、ただの風邪との診断でした。しかし、日に日に、髪色、が……」

「それって」

「今朝、目は覚まされました。覚まされましたが、白金色だった髪が……」


 使用人はどうしても続きが言えないようで、黙り込む。しかし、シルヴィには言わんとしていることが分かってしまった。

 それは、稀な病気だ。使用人が言っていた通り、最初は風邪と見分けがつかないその病気は、原因不明。治療法不明。魔力がなくなってしまう病気。


「会えます、か? ルノーくんに」

「はい。シルヴィ様がそう言ってくださるならばお連れするようにと。奥様が」


 シルヴィはこくこくと必死に頷いた。

 モニクと共にフルーレスト公爵家の馬車に乗って、公爵邸へと向かう道中。重い沈黙が流れる馬車の中で、シルヴィは考えた。魔王でもそんな事になったりするのだろうか、と。

 いや、でもルノーは人間なので病気にもなる、はず。風邪をひいてるのも一度として見たことはないが。

 これは、何と声を掛けるべきだろうか。シルヴィは産まれながらに魔力がないので、生活を不便に思ったことはない。しかし、当たり前にあったものがなくなるのは、酷く不便なんだろうと思った。

 考えが纏まらないまま、ぐるぐると悩み続ける。気づけば、公爵邸に着いてしまっていた。

 そのままルノーの部屋まで通されて、シルヴィは一瞬迷ってから扉をノックする。部屋からルノーの声が聞こえて、シルヴィは覚悟を決めると扉を開けて中へと入った。


「やぁ、シルヴィ」

「ごきげんよう、ルノーくん」


 ベッドの上で上半身をクッションに預けて座っていたルノーは、いつも通りに微笑む。これは、空元気なのか。それとも全く気にしていないのか。判断がつかずに、シルヴィは更に悩む。


「起きてて大丈夫?」

「うん。もう平気だよ」


 シルヴィはルノーがいるベッドへと近付いた。手の届きそうな距離で止まって、ルノーの顔をじっと見つめる。

 確かに、顔色は良さそうだ。でも、何だろうか。何処と無く、不安そう……? シルヴィはそう感じた。

 それは不安にもなるだろう。だって、美しい白金色が漆黒に呑み込まれている。

 不謹慎だと思った。しかし、シルヴィは考えてしまった。美しい漆黒だと。とても似合っていると。ルノーはルノーのままだと。


「シルヴィ」


 ルノーに名前を呼ばれて、はっとした。シルヴィが何か言うより先に、ルノーはシルヴィの手首を掴むと、そのまま自身の方へと引いた。


「う、わっ!?」


 急な事に体勢を崩したシルヴィは、思わず目を閉じる。ルノーはシルヴィを抱きとめると、扉の横に控えていた使用人とモニクに目配せした。出ていけ、と。

 使用人とモニクは一礼すると、扉から外へと出る。そのまま廊下で待機した。


「あ、あぶないから」

「大丈夫だよ。僕がいるからね」

「病み上がりなのに」

「…………」


 至近距離でルノーに見つめられて、シルヴィは首を傾げる。


「シルヴィは、嫌い?」

「……?」

「この髪色」


 ルノーが問いたい事を理解して、シルヴィは首を左右に振った。


「その……、こんなこと言って良いのか分からないのだけれど」

「構わないよ。シルヴィなら」

「漆黒でも、ルノーくんは素敵よ。似合ってる。白金も漆黒も私は好き」


 シルヴィは真剣にそう言った。

 真っ直ぐな黄緑色の瞳に、心底幸せそうなルノーが映っている。

 それに、シルヴィは違和感を覚えた。それと、嫌な予感。


「あの、ルノーくん」

「シルヴィにだけ教えておくね」

「待って、何か聞いてはいけな、」

「魔力は失っていないんだ」


 衝撃的な発言だった。シルヴィは目を真ん丸にしたあと、「……えぇ?」と困惑した声を出す。どういうことなのか、と。


「でも、病気だって」

「これは病気ではないよ。魔物の悪戯だ」

「んん???」

「何でも隠せる魔法がある」

「魔法……」

「低級魔物は悪戯好きだからね」


 何とも迷惑な話だ。しかし魔法ということは、治す方法もあるのだろうか。


「治るの?」

「うん。かけた本人が解くか。光魔法で消すか」

「じゃあ、ルノーくんのも?」

「僕がやめれば、元に戻るよ。僕は自分でやったからね」


 シルヴィは、ほっと安堵の息を吐く。しかし直ぐに、何故そんなことを? と怪訝そうに眉根を寄せた。


「あの人が口煩い」


 シルヴィの疑問を感じ取ったかのようなタイミングで、ルノーが不満そうにそう言った。


「僕は僕のやりたいようにやる」

「なるほど」

「それに、これならシルヴィと同じ普通科に通えるだろ?」


 思ってもいなかった言葉に、シルヴィは目を瞬く。「楽しみだね」と言われて、戸惑い半分嬉しさ半分でシルヴィは曖昧に頷いた。まぁ、ルノーが良いなら、良い、のか?


「でも、思っていたよりも人間の体は弱いらしい。熱なんて初めてだったな」

「ルノーくんは、えっと、人間でいいんだよね?」

「あぁ、そうか。そうだったね」


 ルノーは大事なことを思い出したというような顔をして、一つ頷いた。それに、シルヴィは緊張して背筋を伸ばす。


「僕の本体は確かにドラゴンだよ」

「ほんたい?」

「うん。それで?」


 ルノーがこてりと首を傾げる。まだ見慣れてはいない漆黒の髪がさらっと揺れた。


「シルヴィは、どこにも行かないよね?」


 この前、シルヴィが言った言葉だ。それに、シルヴィは「うん、行かない」としっかり目を見て返した。


「ルノーくんは?」

「行かないよ。どこにも」


 何処か縋るようにルノーがシルヴィを抱き締める。


「ずっと一緒にいてくれる?」

「ふふっ、うん。一緒にいようよ。だって、幼馴染みだもの」


 嬉しそうな声音だった。シルヴィの幼馴染み発言を聞いてルノーは、あぁ、なるほど。と溜息を吐く。


「まぁ、それでいいよ。今はね」


 どういう意味だろうか。シルヴィはルノーから体を離してルノーを見上げる。ルノーに微笑まれて、これは聞いてはいけない何かだと判断したため、聞くのはやめておいた。


「ルノーくん」

「ん?」

「重いでしょ? そろそろ降ろして欲、」

「いやだ」

「食い気味。まぁ、いいけども」


 今のシルヴィは、ルノーの膝の上に横抱きの状態で座っているので、気を遣ったのだが……。別にルノーはいいらしい。

 幼い頃からこの距離感なので、シルヴィも別に気にはしない。いつからだったか。ジャスミーヌと出会った頃くらいからだっただろうか。

 まぁ、いいか。シルヴィはその体勢のまま話を続けることにした。


「ルノーくんは光の乙女伝説って知ってるよね?」

「勿論、知っているよ。僕の記憶とは大分違うけどね」

「それはどういう」

「そもそも、僕は魔王ではない」


 ルノーは不服そうに眉をしかめた。


「ただ、売られた喧嘩を全て買っただけの話だよ。そうしたら、周りが勝手に言い出したんだ。僕はただのドラゴンにすぎない」


 シルヴィの脳内で、喧嘩上等の長ランを着たルノーが浮かぶ。番長じゃん、と。

 魔王というのは、産まれながらに決まっているものではないのだろうか。イメージが大分違う。


「えーっと、封印された魔王はルノーくん?」

「ドラゴンは僕」

「なるほど。人間界を征服しようとしたのは?」

「そんな面倒なことしないよ。あぁ、でも当時魔王を名乗っていた金色のドラゴンがいたな。それが人間界がどうの騒いではいた」

「つまり、人間界が欲しかったのは先代の魔王ってこと?」

「そうじゃないの?」

「その金色のドラゴンは?」

「喧嘩を売ってきたから買った」


 あぁ……。シルヴィはそれでルノーが魔王になったのかと納得した。どうやら、魔界のルールでは一番強いやつが魔王らしい。先代魔王を倒せば、それはルノーが魔王になる。


「魔物達が煩いから、僕は面倒事を持ってくるなと言ったんだ。そしたら、魔物達も大人しくなってね。でも、それを好機とでも思ったのか人間の方から魔界に攻めてきたんだよ」

「え!? 平和になったのに?」

「そうだよ。態々喧嘩を売りに来た。魔界は闇の気が充満しているからね。人間は闇の魔力がある者。もしくは、光の魔力があるものしか生きてはいられない」


 家庭教師の先生がそんな事を教えてくれた。シルヴィは、魔界に行ったら死ぬのか。見てみたかったなぁ。残念。と思った記憶がある。


「光の乙女伝説」

「うん?」

「喧嘩を売ってきたのは聖なる一族だよ。でもね。魔界は魔物の領分だ。魔物が一番力を出しやすい。人間が滅ぼせる訳がないんだよ」

「それは、そうだね」

「だから、あれらは方法を変えてきた。小賢しく煽ってきてね。売られた喧嘩は買う主義だ。僕は乗ってあげたんだよ」


 それで、人間界をも巻き込んだ戦争に発展したのか。シルヴィは難しい顔で考え込む。多くの犠牲を出してまでやる必要はあったのだろうか、と。


「言っておくけど、僕は特に人間界に何もしていないよ。真っ直ぐに聖なる国に行ったから」

「……んん?」


 ルノーの言葉が真実なのだとしたら、人間界に甚大な被害を与えたのは、先代の金のドラゴンだということになる。ルノーは巻き込まれただけだ。

 しかし、売られた喧嘩を買っていなければ、誤解で封印されることもなかったのではないのだろうか。


「封印されたのは僕の落ち度だよ。あんなに光の気が満ちていると思っていなかったからね。それと、国を囲う結界。レベルが違ったな」


 特に何も思っていないような軽い口調だった。もっと、忌々しいと怒るかと思っていたシルヴィは拍子抜けする。


「ずっと眠っていたんだけど、最近になって封印が弱まってきたんだ。意識はあるんだけど、体は動かせなかったから」

「それは、」

「暇を持て余しすぎてね」

「そういうあれか」


 辛かったとか。苦しかったとか。そういう感情をシルヴィは予想していたが、違った。ルノーは、暇だったらしい。


「中身だけでも動けないかと色々試していたら、魂の半分は好きに出来ることに気づいてね。遊びで飛ばしてみたら、こうなったんだ」

「ええっと……。どういうこと?」

「この体が、僕の魔力や性質に似ていたらしい。魂が入って、人間として産まれた」

「つまり、乗っ取ったとかそういう?」

「正確に言うなら、元の人間としての魂と僕の魔物としての魂が混ざり合った、かな」


 シルヴィと似ている。シルヴィとしての人格と前世の人格が混ざり合って共存している。それと同じなのだろうか。


「本体はどうなってるの?」

「まだ、封印されたままだよ。その内、迎えに行こうとは思ってるけど」

「迎えに行くの?」

「うん。ルノーが死んでも僕は死なない。魂が本体に戻るだけだからね。でも、本体のドラゴンが死ねば、僕は死ぬ」

「それは、ダメ!」


 焦って大きい声を出したシルヴィを見て、ルノーは少し驚く。次いで、瞳に喜色を滲ませうっとりと細めた。


「大丈夫だよ。心配しなくてもいい」

「本当に?」

「うん。今はまだ、光魔法で正確な位置が分からなくてね」

「光の乙女が国を隠したから?」

「そうだよ。光魔法はあまり詳しくないから、詳細は分からないけど……。僕が使った闇魔法で隠すのとはやり方が違うのだと思うよ」


 何でも隠せる魔法とやらは、光魔法にもあるらしい。シルヴィは魔法については詳しく習っていないので、ややこしいなと思った。


「もう少し、封印が弱まれば入り口が分かるはずだ。そうすれば、本体と融合する予定だけど……。僕も初めてやるから成功するかは分からないな」

「……え? つまり、失敗の可能性もあるの?」

「さぁ? でもまぁ、人間のままでいられるようにするつもりではいるよ」


 衝撃発言パート2だ。もし融合とやらが失敗して、人間の姿が本体に吸収された場合、ルノーはゲーム通りにドラゴンの姿にしかなれないということになる。

 そうなるとやはり、昔の再現になるのではないのだろうか。ヒロインとの全面戦争だ。それは、嫌だ。シルヴィは深く考えずに、思ったことを口に出した。「逃げよう」、と。


「失敗したら、逃げよう。魔界に、いや、でも魔界は生きていけないのか。なら、人里離れた山の中とか。兎に角、人目につかない場所に隠れたら何とかならないかな」


 シルヴィは、至極真面目にそう言った。

 うーん……。などと考え込むシルヴィを見て、ルノーは全身を支配した衝動に目眩を覚えた。どうすればいいのか皆目検討もつかずに、ルノーはシルヴィを抱き締めることで、ひとまずは落ち着こうとする。

 ルノーの急な行動に、シルヴィは驚いて「わっ!? なに!?」と素っ頓狂な声を出した。


「いいよ。シルヴィが望むなら、何処へでも飛んであげる」

「言っとくけど、成功するのが一番ですからね」

「頑張るよ」


 シルヴィは気づいているのだろうか。いや、きっと気づいていないのだろう。“逃げて”ではなく“逃げよう”と言ったことに。魔界で生きていけないのはシルヴィだ。なら、その逃避行は二人でということ。

 あぁ、それもいいな。とルノーは思った。シルヴィを誰の目にも映さなくて良くなる。一人占めできるのだ。なんて甘美な誘惑だろう。

 しかし、シルヴィを過酷な目に合わせるのは避けたいとも思う。そして何より、番になるのであれば、人間の姿の方が絶対に良いのは確実だった。


「うん。必ず成功させるから任せてくれていいよ、シルヴィ。絶対に」

「……? 分かった!」


 シルヴィは珍しくやる気に満ちているルノーをちょっと不思議に思いつつも頷きを返した。


「そうだ、シルヴィ。ずっと気にはなっていたんだけど、額はどうしたの?」

「え? あぁ、これはちょっと……。色々とあって」

「色々……?」

「ぶつけただけだから、大丈夫」

「気を付けないと駄目だよ」

「うん」


 自分で机に頭突きした。とは、流石に言えずにシルヴィは視線を逸らす。前髪で隠せていると思っていたのに、気づかれていたとは。ちょっと恥ずかしさで居たたまれない気持ちになった。

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