トモダチの歌
まだまだ時間はあるさと
いつも笑っていたけれど
すぐそこまで
最終列車は来ていた
手をふるでもなく
言葉を交わすでもなく
ただ僕らは佇む
出会いはほんのちょっとの偶然
過ごした時は短かったけど
アメーバが恐竜になるくらいの
進化的な日々は送ってこれたかな
明日には知らない空の下で
昨日より今日より遠い空の下
僕らは別々の進化をたどるのだろう
違う惑星に住む宇宙人になったりするかもしれないね
それでも「我々ハ…」なんて
言っちゃったりするんだから
離れて行っても
僕らは友達