第46話☆力こそパゥワー
「天誅組」の4人のうち、岡田はサクッとウラノーマに倒された。
中村はその場を去り、残った河上と田中を手分けして対処する事にしたはるな達だったが、早々に新見が……
「へへっ、邪魔にもならねえ!」
どもー最近、次回になるのが恐い、はるなです★
今、目の前には、どー考えても強くてヤバい男、田中真紅之助がキンタをチェストーてぶった斬って(※挿絵参照)、イヤーな笑いを浮かべています★★タスケテー(/≧◇≦\)
「おいはるな、お前なに辛気臭い顔してんだよ?」
「ぐひっ!?」
「記憶がなくなっちまったら、やっぱ性格もかわっちまうんかね? だがよ、はるな。お前は昔より弱くなっちゃいないはずだぜ」
「え?」
「俺の知ってる紅兎とか赤兎と呼ばれた魔法使いは、強かで利口で計算高いヤツだ。ただただ自分を弱くするなんざありえん」
この筋肉、何かやけに持ち上げてきましたね?
「来いよ、はるな。俺は全力で受け止めてやるから、お前も出来る限りの全力で来い!」
「う」
見た目どおりに熱血スポ根やなぁ★★ウラやんからあんまり力を使うな言われたけど、この状況じゃもー無理ですね★★逃げる術が無いのなら、本気で戦うほかに選択肢はないです★★こうなったらやってやる!! 見てろよ、わたしだって、魔王を倒した魔法少女なんです!! 受け止められるってんなら受け止めてみやがれってんだバロチクショウ!!
「出でよ断罪の剣!《エリミネート・ブリンガー》!!」
とりあえず、灰色の燃える魔法の剣を右手に発生させました。あんまりリーチもなくて有効な場面が少かったからここまで実戦で使ってきませんでしたが、田中みたいなパワータイプなら使い道はあるはず!!
「いいねえ、剣には剣か!! この七灯の剛剣が鳴いてるぜ!!」
田中は七支刀みたいな武器を両手で構えます。すると、剣からニョキっと出ているL字型のでっぱりか全部ボウッと燃え出しました。
「燃える、燃えるぜ、この魂とともに!! 喰らいやがれ!! 《極炎摩天龍》!!」
燃え盛る炎の渦が、龍のようにうねりをあげて、こちらに向かってきます!! やべ、ガードガード!!
「〈スタック・レファリー〉」!!
魔法盾大活躍ですねホンマ便利っすわ☆ただ、こんな重たくてアチチな攻撃は初めてです。なんとな耐えてカウンター攻撃しないと!!
「久しぶりに見たぜ!! そいつの高い防御性能は知ってらぁ!! だか、これが守りきれるかよ!! 〈蓮火百地蔵〉ぉ!!」
げっ!! あの攻撃にさらに魔法を重ねてきた? 燃える炎でできたホーミングミサイルがこっちに向かってくるヤベェェェ!!?
ボン!!
ああっ、体のバランスが保てない! 盾が流される! わー崩されたぞチクショー!!
「そうさ!! 返す前に、やっちまえばいいんだよ!」
「くうっ!!」
距離を詰める田中★★
まずい!! や、やられちまう!?
「もう少し楽しみたいんだが、これで終わりなら仕方ねえ!!」
「ま、まだ!!」
「ほう、その目!!」
「こんなところで、死ぬわけには!!」
子供だましでいい!!
どんな手でも使わなくては!!
「〈スラッシュジェイド〉!!」
「ぐ!?」
エリミネートブリンガーを十字に振り衝撃波を放ちます。至近距離なのが幸いして、田中の身体に直撃しボウンとその巨体を吹き飛ばしました。
「へっ!! ちょいと見くびりすぎたな!!」
「お返しです!! シールドパージ!!」
「いいぜいいぜ!! そうだ! その調子だぞ!!《蕘》っ!!」
ファイアーウォールの魔法みたいな炎の壁が田中の前に現れました★そして、真正面からカウンター魔法攻撃を受けます★今までの相手ならこんなにチャージしたら止めきれずに倒されてましたが、コイツはひと味違う★攻撃が、届いていない★★見た目どおりに防御力が高いですね★★
「ダアッ!!」
「防ぎきった!?」
「へへっ! お前とは共に戦ったこともあるからな!! こんなこともあろうかと対策してたのさ!! 活かせる時が来て本当に良かったぜぇ!!」
むう、こちらの手の内を知っているわけですか★
ただでさえ
強そうなのに
面倒くさ
あ、戦闘中に雑すぎる川柳読んじゃったよ★わたしってばCOOL★
そうだ、落ち着け落ち着け、落ち着いて勝機を探すんだ★★
「オラオラ! どんどん仕掛けてこいや!! でないと殺っちまうぞ!?」
「ぐぐっ、わかってますよ! わかってます!!」
「なら良し!! オラァ!!」
スナック感覚で炎の竜飛ばしてくんな!!
当たってないけどあちーんだって!! このままだと「はるなの姿焼き」が出来上がってしまいます!! おいしいよ!!
チックショー、この炎をなんとかするには、やっぱあれしかありませんかね? そう、メロねぇん時みたいに《ルオーティーバ》を当てて属性を壊してしまえばワンチャンあると思います!! けど、ただ、(しゃてい)射程がクソ短すぎるから、どーしてもあの筋肉ゴリラの至近距離に近づいて当てるって言う無謀なムーブしなきゅいけないし、わたしのことよく知ってるマンだから読まれる可能性大★★この前は周りの援護があったけど、キンタも死んだ今、やっぱりウラやんが向こうを何とかして来てくれるのを待つのが得策かな? でも、建物に隠れてやりすごそいにも建物ごと燃やしてくる感じだしこのまはまだと10分もたんかもしれんどーしよどーしよ('~`;)
「くっ!! 《ギロチンショット》!!」
「やれるかよ!!」
わ、まずい、わたしの魔法を突撃だけで吹き飛ばして、ふところに、やばい、死、 ぬ
「ぐっ!?」
おや!? 目の前で田中の動きがビタ止まりした!?
「はるなさんはやらせないっス!!」
その声は、女性?
でも、その語り口は……いや、今はそんなことを考えている場合じゃない!!
「がああ! 今です!! 《ルオーティーバ》っ!!」
「ぐっ!?」
この前のメロねえに当てた時と同じ感触。
これは、効いた!? とにかく一度離れよう!! ささっ☆☆
「くくっ、新見め、死んだふりとは小賢しく泥くせぇまねを。いや、そんなこたぁどうでもいい。はるな、完成していたんだな! 天才であったお前さえ使いこなせなかった対魔王の秘術を!!」
え、昔は使えなかったの? そんなヤバい魔法だったんだ☆まあ、よー考えたら確かに属性ぶっ壊すなんて普通じゃないからわからんでもない☆☆
「はるなさん!」
「え、その姿は?」どーみても、女の子だぞ?
「キンタっスよ新見キンタ! ああ、忘れてるんでしたね! オイラは《タブルボディ》と行って男女2つの肉体を切り替えることができるんっス!」
「変身ではないんですね」
「そうっス! こっちの方がやや魔力が高くなるっス!」
うわ、ひと粒で二度おいしいアーモンドグ☆コ(1978)やん! なんつーうらやましいドキドキ能力なのよ☆はるなもいちおー男性に変身できるけど、場末感抜群おじさんになっちまうってのに、キンタのヤツは年若い男の子からカワいい美少女になるとか差がひでぇ理不尽すぎんだろ★つか正直、同じ立場だったらエロ同人TSF漫画みたいなことになりそうなんだけど、理性保ててるのがすごい☆☆あ、いかんいかいかん、想像したら戦闘中にムラついてしまいましたエへヘッ(*´ω`*)
「いいぜいいぜ、どんな手を使おうが勝ちに貪欲なのはいいことだ! どうやら、炎の力は使えなくなっちまったみてぇだが、だが、それで楽になったとは思わんこったな! フン!! 」
そう言って、武器にしてた七支刀をポイゴーンと投げ捨てると、田中は両腕にグッと力を入れます。すると、ゴウと金色に輝くオーラみたいなものが吹き出しました。そして、マユゲや髪の毛も金色になり、もともとムキムキだったからだが身体が、ボコッと盛り上がりさらにガチムキな筋肉のかたまりになりました★あの、こいつ、野菜的な戦闘民族のひとですか? スーパー幕末人やん!!
「ははははは!! たぎる!! たぎるぜ!! これが戦というもんだぁ!! 」
「はるなさん、気をつけてください!! 田中さんのそれは魔力ではありません!! 闘気です!!」
「魔法じゃない!?」
「そうだ!! はるな、もしお前と戦うことになり、さらに俺の属性を壊してくる可能性!! わずかだが考えていた!! いやぁおもしれぇ数奇だぜ!! 魔法ならざるこの攻撃を、お前に止められるかなぁ!? 」
田中の右手に光が集まっていく!! まてまて!! これは!?
「はぁぁぁ!! 《破剛断空砲!!」
絶・句(/ロ゜)/
なに? こいつ、マジでドッカンなバトルから来たコラボキャラですか? なにあの月が無くなりそうなごんぶと光線は!! さいわい避けるの間にあったけど当たったら即死レベルやん!! 割りと月のひとつくらい無くなりそうな理不尽すぎる威力してますよ★★この世界観でいきなりスーパーサ☆ヤ人出すなんておかしい、おかしいですよ粮品さん!!
「さあ、どうする、お前ならどうするよ!? はるなぁ!!」
魔法じゃない攻撃となると、さっきまでのように〈スタック・レファリー〉を展開しても、吸収できずに貫通する可能性があります。それに、本人も言ったように、属性関係ないので《ルオーティーバ》で使えなくすることもできない。
もう、ヤバすぎて吐きそう★
ウラやん早よ来てー(('9`;))
「オラ!!」
(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ目の前の建物が(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ
「はるなさん!!」
「新見!! でしゃばったら死ぬのがわかんねーのか!?」
「くっ!? 速い!!」
キンタは距離とって光の弓を撃ったのに、それを軽く手でパシンとはたき飛ばして、距離詰めてボディーブローをドォンとみぞおちに喰らわしました★一発で内臓破裂しそう★
さらにキンタの頭をガシッとわしづかみにして、わたしに見せしめのように吊り上げてみせました★
「ぎぎっ!?」
「痛いか!? そりゃそうだよな!! お前の頭蓋骨くらい容易に潰せるぜ!」
「ああっ!? は、はるなさん!! 逃げ、て!!」
「ほう。死にそうなのに人の心配か!! 大した奴だ感心したぜ!! だが、残念だがはるなは逃げねえよ!!」
いや、わりと逃げたい★助けなきゃいけないけど逃げたい★
「そうだよな!! 仲間見捨ててトンズラこくようなタマじゃねえだろ」
ぐうう、田中ぁ、わたしがそれ否定できないの分かっていってるだろ!! ぐうう!! やれるか!? こんなやれんのかわたし!? そりゃ魔王に一泡ふかせたけど、それでもこの魔法関係ないマッスル超闘士に勝てるかと言われると!! でも!!
「ぐっ!?」
え?
田中の腹筋割れまくったおなかを、何かが貫いたよ!?
あれは、槍だ!! 確かあれは!!
「局長とキンちゃんはやらせへんで!!」
「ぐうう、原田ぁ」
やー、すごく良いタイミングで助けに来てくれましたね☆キンタはブンと田中に放り投げられて、建物にはぶつかったけど、頭蓋骨クラッシュは免れました☆
「ごめんな田中さん。後ろからグサッとやるのはなんやけど、こっちも入り用なんや」
「へっ、このくれぇ構わねえさ! 近藤さんはどうかしらんが、俺はお前のことは買ってるつもりだ! 自由奔放で素行の悪い問題児だが、在り方を誤魔化しちゃいねえ! 自分に正直な奴ってのは悪くねえもんさ!」
「ウチも、そー言う田中さんの懐の広さは嫌いやないで! 敵にならないかんのはホンマ残念や!」
「いや、むしろ喜ばしいぜ!! わざわざ気を引かせたんだ!! お前の口からつらつら出るもんが、本当にはったりじゃねぇことを見せてもらおうじゃねぇか!! 怠け蟻の本懐ってやつをな!!」
「せやな!! 槍三佐のウチとこの〈ロンギヌス〉の力をみせたるさかい、覚悟しぃや!!」
え、その槍、もしかしてあの聖槍ロンギヌスなん? さらっとヤバイもん持ってるなぁ☆
「《破剛断空砲》ぉ!!」
原田に向け再び月破壊しそうなぶっちぎり極太波動砲を放つ田中! しかし、原田は避けない!?
「なんの!!」
真正面から、槍を風車のように回して、受け止める☆
すると、波動砲はビィィと弾かれて左右に分散されてしまいました☆すげー!! 原田マジで口だけじゃなさそう☆☆
「いいぜいいぜ!! そうでなくっちゃな!!」
「やっぱ田中さんは飛び道具なんかより白兵戦の方が合ってるんやないかなあ?」
「それもそうだ! お前の槍と俺の拳、どっちが強ぇか決めようぜ!!」
おお、わたしをほっぽりだしてタイマンでの戦いを始めよった☆力と力のぶつかり合いだあ☆☆
「ウラララララララァ!!」
両の拳を次々に繰り出す田中C=C=C=
それを槍を乱れ突くことで防ぐ原田→↘↗→
両者互角と言った感じです☆いや、田中はよくパンチで槍を何とかできますね☆刺さらないんでしょうか☆ああ、拳にオーラバリアをまとってる感じなのかr(゜へ゜)
「流石や! ダメージあるのにそこまでやれるんか!!」
「足りねえ!! 足りねえぞ!! チクチクマッサージしてねぇでもっと踏み込めや!!」
「うわっと!? あやうくウチのカワイイ顔がへしゃけるところやったわ!! どないして責任とるきや!!」
「自分で言うかよ!!」
イナバウアーみたいにのけ反ってパンチを避け、さらに飛んできた回し蹴りもかわしました☆体やわらかいなあ☆
「悪いけど、この辺で決めるで!」
「おう! やってみろや!!」
「槍の三佐、必殺奥義が片の割れ。《輝翔一駆穿》!!」
その時、ザッと、辺りの風が起ちました。電脳空間であるのに、それは確かに風でした。
それは、音か、光か。その疾き槍の一撃は、立ちふさがる田中の巨体を貫き、その背後を取りました。そして、舞い散るのは、沢山の羽根☆☆どっから出てきたんや☆☆
「一本、ってとこやな」
「おう原田、お前の一撃、身に染みたぜぇ」
勝敗を2人が悟ったその時、ウラやんがすっと現れました。握られた刀は岡田を仕留めた時にも増して血で染まっています。
「田中さん」
「土方、随分、遅かったじゃねぇか。河上に手こずったか?」
「はい、流石でしたよ」
「だが、死んだか、殺したな?」
「ええ」
「へへ、そうかい。じゃあ、ついでに、俺も介錯願おうかね」
その場で膝をつき、首を前に差し出す田中。潔く敗北を認め自ら死を望むとは、中々のサムライスピリッツですね★★★敵だけどすごいと思います★★★でも、だけど★★★
「わかりました、田中さん」
「へへ、もっと戦いたかったが、悔いは無い。強くなっていて、よかったぜ」
「お疲れ様です」
そう言って、ウラやんは容赦なくスパァンと田中の首を斬りおとしました。勢いで一回地べたでバウンドしたあとコロコロと転がった田中の生首は血で塗れましたが、その顔は笑っていました★その表情はなぜか、不気味と言うより、晴れ晴れとして嬉しそうに見えます★
わかりません。わからないです。
岡田も、田中も、本当に悪人だったのでしょうか? 彼らは私のことも知っていました。元は仲間だったのかもしれない。実際、田中は私に対してネガティブなことをほとんど言わなかった。むしろ、わたしの成長を、喜んでいるようにも見えた。
なのに、どうして?
ウラやんは、何でこんなにあっさり、穏やかな顔をして殺せるんだろ? 殺せたんだろ?
どうして。
ああ、心が、ザラザラします。
それは恐怖によるものではなく、全てをぼやけさせるような心の霧。
ブレインフォグとは似てるようで違います多分。
「はるっぴ、キンタ、ごめんね。回復してあげるよ」
「ありがとうございます! いや、危なかったっス! もう少しで死にそうだったっス!」
「せやな、ウチが来んかったらキンちゃんはヤバかった思うで」
「悔しいけど、そうだよな。はぁ、もっと強くなりたいよ」
「精進あるのみやで! ガンバ!」
「助けられた身で言うのもなんだし間違ってもいないけど、サボり魔のお前に言われるのは何かムカつくんだけど」
「だってウチ天才やし!」
「自分で言うかよ」
原田も新見も普段通り今まで通りのやりとりをしていますが、はるなはとても乗っかれる気分になれません★ママは助けなきゃ行けないしミブロの野望も止めなきゃいけない、それは確かだけど、引っ掛かります★それが顔に出たのか、原田がこちらを見てくいっと首をかしげました★
「ん、局長、どないしたん?」
「いや、何でもないです」
「あー、その感じ、何でもあるって感じやな!」
「やっぱわかりますか」
「岡田さんも田中さんも河上さんも、元はと言えば、ウチらの大先輩やったからな! 一緒に任務もこなしてたし、たまに食卓を囲むこともあったし、ぶっちゃけ家族に近いもん」
「そんな間柄なんですか?」
「そや。だから、こんな風になってもうたんは、良く思えんで普通やで。ウチかて、こんな感じやけど、心の中ではモヤモヤしとるんやで?」
「ほんとにぃ?」
「ホントホント! 野放しにもできんから、戦うしかなかったけど、そうしたいわけやない。副局長も、そうやろ?」
原田が話を振りましたが、ウラやんは新見の治療をはじめており、返答がありません★ガンスルーしおった★
「……よし!」
「ありがとうございます土方さん!」
「さあ、はるっぴ、早く城の中に行こう! まだ、立ち塞がる者がいるだろうけど!」
「斎藤さんと大橋くんは? 斎藤さんも見てないですけど?」
「無事なら後で合流するはず」
「無事だったらて。それ大丈夫なんですか?」
「大丈夫、みんなただじゃ死なないよ! だから行こう!」
「はい」
モヤモヤしつつうなずくわたし★
城(2JJ)の中には何が待っているのか、これ以上の強敵が待っているのでしょうか?
まあ、いるわな。
★★次回「朝から春よ来い(仮)」に続く★★
キンタは男性の時は水属性、女性の時は光属性になります。特異な能力を持っていますが、両方を鍛えなきゃいけないためか、どちらもまだまだ中途半端な感じ……ちなみに、原田に対しては語尾に「〜っス」を付けないのですが、その理由は同世代の煌魔の器で実質双子の兄弟みたいな間柄のため。彼(彼女)にとっては「世話の焼ける姉or妹」のような存在ゆえ、通常語になるようです。