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6話 思い出の場所 【終】

ラディアが行きたかったところ。

それは幼い頃に二人で遊んだ森だった。

町から少し離れていたためお父様が心配し

クロエがあちこち探していたことを思い出す。


「懐かしいね」

「うん」

「でも急にどうしたの?」

「あのね。ぼく、寂しかったんだ」


ラディアはちょっと寂しそうに言った。

思えばガストンと付き合い始めてからは家に戻ることが少なくなった。

ラディアのことはクロエに任せていたが寂しい思いをさせていたようだ。


「‥‥ラディア。ごめんね」


アリーシャはそっとラディアを優しく抱きしめる。


世の中そう簡単に上手くはいかない。だからアリーシャは決めた。

今度は後悔がないように幸せを求め、第二の人生を謳歌しようと。


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