表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/121

旅立ちの港6


 王女は割と根に持つタイプのようです。



「あに様がこんなに意地の悪いお人だったとは、失望です」

「ああ、お兄様はらぐろの話はやめたいのになあ……」

「あに様は聡明で、わたくしの知らない事を何でも教えてくださる優しい人だと思っていました」

「確かに聡いことには違いないけれど、明るいかというと決して明るくはないだろうなあ。だいぶほの暗いものを背負っているよ彼は」

「本当に悔しいので、やはりあに様へのお土産は香り高い新鮮なピータンにしてやります」

「こうなったら仕方がない、魔法の呪文を唱えるしかないなあ」

「あに様のお部屋いっぱいにつめこんで、その後は大変美味しく頂いてやるんですから……」

「くのいちA、刺身に焼き魚に煮魚が宿で待っているよ」

「さあ無駄話はやめて一刻も早く宿へ参りましょう忍者Aさん」

「効果は抜群だ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ