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kill game  作者: 黒木聖広
1/6

序章 事が始まるまで、

20XX年、

その日、世界各国の首脳、大統領などが集まり、緊急の会議が開かれた。全員の顔は深刻な表情だ。

「それでは会議を始めます。」

議題は全員がわかっている。

『人口の異常増加について』

現在の人口は多すぎてよく知られていない。

ただし、増えすぎて地球も限界だということは間違いなかった。山は木を全て伐採され、木は一部の地方にしかない。海は埋め立てられ、青い地球ではなく、灰色の地球になりつつある。人類が滅びる日も近い。

「この問題をどうやって解決すると言うのですか。」

首脳たちは悩んだ。

何年か前にも同じような会議が行われた。月移住案、火星移住案。しかし、人口増加に連れ、物価が上昇し、開発しようにもできなかった。

ある者はこういった。

「やはり、借金を覚悟で開発するしか…」

借金という言葉はあまり好まれていない。

「我々の国にまた財政難になれとでもいうのか⁉︎」

「す、すみません。ですがここまでくると何をしようともリスクを伴います。このままでは本当に、人類の全てが滅んでしまいかねません。手段を選んでる余地は今はもうないと考えてください。」

全員、そんなことはわかっていた。だからこそ考えている。金のかからず、地球的にもいいことを。

全員が黙り込んだ。30分ほど沈黙が続いた。

その時、ある者がポツリとつぶやいた。

「……殺し合い…………。」

全員がその発言者を振り向いた。

「今…なんと?」

その人は全員の方を向き、

「殺し合いを正当化させる、と言ったんです。」

会場内はどよめいた。

今まで考えもしなかった案だった。しかし、そんな人権を無視するような案は反対がもちろん多い。

「そんな非人道的な案は国民の信頼を無くしますよ?それは却下です。」

「我々は人権を最高法規で守っている。賛成できません。」

当たり前だ。そんなことすれば全国民からの信頼は絶対に失われる。政治を行う上で、それは最も避けたいことだった。

「もし、それを行う場合のメリットを上げてみてください。」

と、議長が言った。

それに続くように、会場内は静まった。

「メリット……ですか。確かに人権は無視されているかもしれません。ですが、費用は施設、武器をそろえるのみ。そして今までの案よりはるかに効率よく人口を減らすことができる。」

「しかし、それを国民が許してくれるはずはない。」

「確かにそうかもしれません。なのでこれにある法律を付属させればいいのです。」

「ある……法律?」

「そうです。それは…………」


その会議から1年後、日本でその法律は国際法として首相から公布された。

「国家公務員、多大なる成果、成績を残した者、もしくはそれらの関係者以外を対象に、もし…………」

その日、人々は恐怖を覚えた。そして世界各国の子供達は真面目に勉強をしだしたという。

「………国から殺人ゲームの通告が来た場合、指定場所に行き、必ずそれに参加すること。なお、参加しなければその時点で法律違反とみなし、逮捕に加え、死刑を行う。そしてこれに関してデモを行った際、その者は殺人ゲームの優先参加者とする。」

この時の首相の顔はとても深刻な表情だった。

公布から1年後にそれが正当化、本当にゲームのようなものになった。1年に一度、300〜500人ほど選抜され、殺し合いが行われた。

そして今、19歳の若者がこれに挑もうとしていた。

僕が中学生の時思いついたものを思い出しつつ、少し修正を加えながら投稿しています。矛盾があったらすみません。中学生の僕に行ってください

m(_ _ )m

あらすじは作るの難しいので、こんな感じかなと思って書いています。文章力の神が舞い降りるといいてすね。うん。ほんと。

しばらくはまだ殺人はありません。

あと数話すれば出てくるので、グロいの無理ぃの人は、その時わかりやすい題名をつけますので、ね!

次回は主人公(19歳の男性のことです)に通告が来ます。それでは!

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