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双葉市  作者: 山本吉矢
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第1章 9話

こうなったら一か八かじゃが。

あの方法しかない。

「分かった。刺すなら刺すがいい」

両手を上に上げる。

「今だ!!」

包丁がわらわの腹に向かう。

やはりそこを狙うか!

「くっ!」

突き刺さった。

じゃが。

こっちもやられっぱなしではない。

刺す直前に、人質を持っている手を叩く。

その衝撃で、人質となった子供が離れる。

これでいい。

無関係の人がこれ以上巻き添えになるのは許せない。

「やった!これで目的は達成された!!あとは」

そこで人質を見る。

「お前を消せば!!」

いかん!

なんとしても食い止めねば!

じゃが。

わき腹の傷が痛む。

体が思うように動かない。

まずい!

あの子も殺される!!

「大丈夫か!?」

む?

どうやら警察が集まって来たようじゃ。

さすがに、これだけの騒ぎになれば警察も来るか。

「おい!救急車を呼べ!」

「また邪魔が入ったかぁ!!」

なぬ!?

口から血が大量に出る!

あれでは、宿主になっていた人も無事では済まぬぞ!?

そして。

その血が警察の人達に襲いかかる!

「うわぁああああ!!」

駄目じゃ。

これでは、地獄絵図ではないか。

やはり、どうにもならぬのか!?


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