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第7章 7話
足下に命中!
よーし。
「キサマ!!」
わっ。
より狂気が増した感じがする。
「シネ!」
口を大きく開けた?
嫌な予感!
「『雷壁!』」
くっ!
嫌な予感的中。
口からビームみたいのが発射されている。
雷壁だから防いでいるものの。
まだまだビームは出て続けている。
いつまで続くの!?
正直、いつまでも耐えられるとはいえ。
それはこっちを向いている時の話。
他に向けられたらかなり危険。
どうしようか。
「オノレ!」
え?
突然こっちに来る!
そうか。
正面からじゃ防がれるから接近して違う方向から攻撃しようって事ね。
ここから先の選択肢を間違えたら、アウトだわ。
でも。
ここは一撃で仕留める。
それしか無い。
右手に集中する。
これは威力が高いが溜めがいるのが欠点。
来る!
「グワァアアアア!!」
両手からはすでに機械の爪が伸びていて。
顔もすっかり機械になっている。
こんなのを倒すのはこれしかない。
右手を伸ばす。
赤沢はその右手を食いちぎろうとする!
まだ。
ギリギリまで引き寄せて。
「『稲妻!』」




