序章
ーーーー2030年ーーーー
未確認生命体の死体確認される。
最初に発見された、それは人型で皮膚が雪のように白く白金の髪、目のまつ毛が生えてる部分の端だけ羽になっている。
目の色は淡紅色で極めて色素が薄い事が分かる。
性別はなかった。
そして、人間とは違い核(心紅)と呼ばれる臓器があり破壊されると絶命する事がわかった。
その綺麗な容姿から天使と言われメディアで長い間取り上げられた。
研究員が調べた結果、天使は人間の進化型で他にも様々な形をしている事が判別された。
しかし、味覚、鼻覚がなく思考的に欠落してる部分があると推測された。
それから2035年ぞくぞくと天使は発見された。
最初は天使と言っていた人間たちも天使を恐れていった。
そして、生きた天使が人間を襲ったのだ。
天使たちは自分たちと同じ天使を作るため人間たちを謎のウイルスに感染させて天使にさせた、、。
天使は繁殖は出来ない。
天使たちは学習してどんどん賢くなっていた。
謎のウイルスに感染させて天使にした。
そして、人間の人口は減っていった。
ーーー2045年ーーー
人間たちが僅かになり女性に子孫を増やさせる事ができなくなり天使たちは寿命と言う概念をなくした。
、、自身で歳を止められるようになったのだ。
それから、残った人間はウイルスに耐性をもって進化したことによって性別を失った。
天使たちは自分たちを”天からの使い(アマツ)”といった。
アマツは基本穏やかだが、人間がアマツたちにした差別的行動は身体に染み付いていた。
その為、アマツたちは差別という考えを人間から消し去る為に選ばれた人間を半分アマツに変えた。
アマツたちは人間の血を半分残す事で人間たちに嫌われず共存ができると思ったのだ。
そして、世の中に人間でもアマツでもない存在のアマツたちが考える完全体”ホープ(希望)”という半分ずつの血を継いだ者たちが現れた。
、、しかし、人間たちはその半分の存在さえも拒んだ。
人間たちは、ホープもアマツと同類と考え【化物】として無残に殺していった。
その殺し方は人間とは思えないものだった。
人間たちの変わらさにアマツたちは悲しんだ。
ーーーそして、人間たちを殺す事に決めた。
そして人間は絶滅したのだ。
残されたホープたちの行方は不明。
ホープの詳細は分かっておらず、分かっているのは半分ずつの血を継いでいるということだけ、、。
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それから数年後、連続的な殺人が起こる。
その犯人は鎌の様なものを使ってアマツたちの心紅を狙って攻撃していた。
初期の状態から核であった心紅は、永遠を生きる現在になっても弱点となっていた。
唯一死に繋がる方法なのだ。
そして、その現場には必ず証拠として黒いクローバーを殺したアマツの口に咥えさせていくのだ。
ーーその意味は復讐。
アマツたち同士で殺し合う事は無いことから、ホープの仕業ではと噂が立ち始めた。
人間の血が復讐をしに来たと恐れ、連続殺犯人の事をこう読んだ。
”レイシスト”と。
レイシストの可能性があり人間の血が流れているホープを危険視したアマツたちはホープを狩るハンターを2人作り上げた。