二月の始まり
二月が始まった。それはすなわち一月の終わりを意味していて、同時に一月分の投稿がたったの三件で収まったことを意味していた。
なんてきれいな三日坊主。
連続ではなく、累計ではあるが、やはり日本人は何かをやるときには三回で終わってしまうのだろうことが身にしみてわかった。
あるいは、三回まではやろう、という気持ちはあるということなのだろうか。
この散文でも、語っていることは味噌鍋と年末年始の愚痴ばかり。途中で、酒の席での不満などをつらつら書こうと思ったが、やめた。
そんなみっともないことは書くべきではないと思ったためである。
さて、何を書こうか。
先日、シュタインズ・ゲートを見終えた。正しい表記をするのであれば、Steins;Gateである。サブカルチャーの世界に身を置くものならば、一度は目にしたことのあるタイトル。
往年の名作を、先日消化した。
アニメ版ではなく、ゲーム版。
しかも、アニメリマスターではなく、原作版である。
結論から、書く。
感動した感動した感動した。
実によかった。最初、主人公のキャラクターに思わず眉間のしわが深くなってしまったものの、それもまた後半の成長を際立たせる演出になっていて非常に良かった。
ノベルゲームはあまり得手の類ではないのだが、それでもしっかり楽しめた。
ただ前半のテンポの悪さはやはり特筆すべき点だろう。
空想科学物ということもあり、しっかり描写しなければいけないという必要性は理解するが、それでもやはり退屈ではあった。
だがエンディングを見ればそんな気もなくなるというもの。
長年語られる名作なだけはあると、そう感じた。
しかしまあ、牧瀬紅莉栖のような女性に嫁に来てほしいものである。
今日はここで筆をおくことにする。
二月は三件より多く投稿できるよう頑張りたい。