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掛け替えの無いもの

作者: 武井 こらむ

あなたが人を変える事は出来ない。変えたと思っているのであれば、それは幻想だ。

人は自分で自分を創る、良くも悪くも。


そこそこ長く生きてるのに、わからなかった事、それは、自分が見ている景色は、他の人の景色では無い事、頭の中ではそんな事当たり前だと思っている、だがそれは上辺だけだった。


人生が物語だとすると、主人公はいつも自分だから、見る景色が他の人と違う、他のその人もまた、自分の人生を主人公として、生きているのだから、その人も自分を中心に俯瞰して他の誰かを見ている。


だからたまに人は、自分に都合よく物語を作ろうとするがゆえに、他人を自分の脇役と考え、自分が演じやすくする為に、他人をも自分の色に染めようとする。

自分勝手に、他人を尊重せずに。


そう考え始めると、実に人は不気味な生き物で、とても面白くて、滑稽だ。


そんな時人は、自分自身を愛する事からはじめる。

愛する事は救う事、自分や他の誰か、はたまた世界をも救うかもしれない。

愛する事は生み出す事、当たり前の事さえ教えてくれる。そして自分自身に問いかける、自由は罪では無いと、

自由とは自分が考える世界を築ける事ではないかと。

そして気付いてしまう、世界の色を、1人なのに1人では無い事に。


でもそう、みんな分かっている筈、この人類でたった1人の自分は、強敵で唯一無二だと言う事に。

考えてみよう感覚で、この人類でたった1人の自分は、掛け替えの無いものだと言う事に。

そして気づく、この人類は、掛け替えの無い1人1人の集団で成り立っているという事に。

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